ウインダリアの評価
ウインダリアについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ウインダリアの感想
自業自得を描いた悲しい物語
同世界の中に二人の主人公この「ウインダリア」というアニメ作品を観て、印象的に感じたのは、同じ世界の中に二人の主人公が存在して、交わり合うことなく締め括られることです。一人目の主人公は疑いようもなく、青年イズーの存在でしょう。彼の存在を中心に、基本的には物語進行しているように思います。そして、二人目の主人公は、イサ国の王女であるアーナスの存在です。制作スタッフは、アーナスを主人公に据える意図はなかったのかもしれませんが、存在そのものが大きく、結果的に主人公のように映っているのかもしれません。もし、二人の主人公を意図的に据えるのであれば、二人の主人公が交わる場面が描かれていたのだと思います。しかし、全く交わることがなく、同じ世界に存在しながら別々の道のりを辿っています。その事実が、意図的に据えられたものではないことを表しているところです。また、敵対国の首脳の子供たち同士の恋愛は、本来の主人...この感想を読む