7th GARDENの評価
7th GARDENについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
7th GARDENの感想
世の中の仮説にも迫ったいい感じの世界観
画が美しいので楽しい作者泉光さん。画、うまい。箱庭はまさにイギリスやオランダのような、ツタの絡みつく庭園のよう。カラーになるとより一層ヒカリが際立っている。まさにGARDENの名にふさわしいと思う。アウィンもイケメンであるし、ヴィーデも初回の美しき眠りのインパクトがすごかった。男の人がやっている三つ編みというのは、やはりなぜかそそるものがある。そして、気の強い女の苦しみの表情、悪魔(ヴィーデ)の状態と人間(マリア)の状態とのギャップがまた緊迫感を煽ってくるので胸が高鳴る。その後もキャラクターはどんどん加わってはいるが、美しさは劣らない。毎回画が楽しみな作品でもある。もちろん、物語の構成もおもしろい。かなり壮大ではあるが、7thGARDENの舞台は、神様の粛清とやらで簡単に人の命が奪われてしまう世界。その世界を取り返そうとする悪魔・ヴィーデと、自分の今の幸せを守ろうとするアウィンが結託し、「神」とされる...この感想を読む