新・北斗の拳の評価
新・北斗の拳についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
新・北斗の拳の感想
弱くなったケンシロウ!?
冒頭のエピローグテレビ放送された「北斗の拳」では、有名なナレーションがあります。「199X年、地球は核の炎に包まれた。しかし人類は死滅してはいなかった」で知られる有名な冒頭部分が、「新・北斗の拳」では被爆被害を克明に描写されています。何故ここまで克明に描くのか理解できない部分でしたが、OVA本編を観て納得できました。最初に観た印象は、原爆被害を描いた「はだしのゲン」を思い浮かべました。そして、「北斗の拳」というアニメ作品に求めているのは、そういうことじゃない、という印象が強かったです。しかし、改めて考えてみると、「水」という存在の貴重さを強調したかったのでしょう。「水」という存在が、生きていく上で必要不可欠なものとして描かれていました。そして、豊かさや権力の象徴としても描かれていたように思います。「新・北斗の拳」の物語内容において、その根幹にあるものは「水」の存在なのではないでしょうか...この感想を読む