装甲騎兵ボトムズ ビッグバトルのあらすじ・作品解説
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトルは日本サンライズ制作、高橋良輔監督によるロボットアニメである。1986年7月5日に全1話がリリースされた。「装甲騎兵ボトムズ」のOVAとしては2作目にあたり、テレビシリーズの最終話でクエントが消滅してからキリコたちがコールドスリープに入るまでの間に位置するエピソードである。 バトリングが行われているア・コバの町を訪れたキリコたちが、莫大なファイトマネーがかかった「ビッグバトル」に挑むというストーリーが描かれた。はままさのりが脚本を手がけており、テレビシリーズとは異なる雰囲気が特徴である。ラダァ・ニーバを始めとする新キャラクターも登場した。 2005年2月24日にリリースされた「装甲騎兵ボトムズ DVDメモリアルボックス」及び2010年8月27日にリリースされた「装甲騎兵ボトムズ DVD-BOX III」には本作が収録された。また、2007年2月23日にリリースされた単品DVDも存在する。
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトルの評価
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトルの感想
シリーズ異色の熱血バトル?装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル
キリコ、「レッドショルダー」としての最後の戦いへ本作「ビッグバトル」は、TVシリーズの最終回、クエント星の爆発~キリコとフィアナの旅立ちの1年間の間に起きた出来事を描くものである。クエント星の爆発以来、戦いを避けるように各地をさすらっていたキリコたちは、流れ着いたア・コバの町で、ゴウトの古い知人であるチェロキーより、ファイトマネーが5億ギルダンにもなるという「ビッグバトル」を持ちかけられる。そこで、「レッドショルダー」に異常なまでの憎しみを抱くバララント軍の試作パーフェクトソルジャー、ラダァ・ニーバとの熾烈な戦いを繰り広げる。キリコは元「レッドショルダー」としての力を存分に発揮し、戦いに挑む。いろんな意味で「らしくない」作品本作の脚本は、ボトムズ外伝小説「青の騎士 ベルゼルガ物語」を手がけたはままさのり氏が担当している。はま氏の作風に影響されてか、本作のキリコおよびその一行たちはやたらと行動...この感想を読む