ペンギン娘はぁとのあらすじ・作品解説
「ペンギン娘はぁと」は2008年4月から同年11月まで、ニコニコ動画のニコニコアニメチャンネルで放送された、高橋てつや原作、まついひとゆき監督による、アニメーション作品である。その後2008年11月25日からはニコニコ生放送にて再放送が行われた。動画共有サイトのみでの公開というスタイルは、この作品が公開された当時では日本では初の試みであった。同名の漫画作品は週刊少年チャンピオンに掲載され、全3巻が刊行されている。 この物語の舞台は私立北極学園。この学校の2年1組に転校してきた14歳の南極さくらがこの物語の主人公である。あだ名はペンギンである。そのほかの登場人物としては、さくらと同級生の択捉鯨や栗尾ねね、中国からの留学生のシャー・チー、さくらの護衛を務める南極家の執事のセバスチャンなどがあげられる。 主人公のオタク少女南極さくらが次々と周りの人たちを騒動に巻き込んでいくギャグコメディ作品である。
ペンギン娘はぁとの評価
ペンギン娘はぁとの感想
時代を先取りしすぎたアニメ
ニコニコ動画の公式アニメーション第一弾の本作だがいろいろ足りないものが多かったってのが個人的印象である。今でこそ名も実力も申し分ない声優陣だが、当時は一部を除けば新人で知名度もなく実力もともなっていないため、アニメーションとアフレコのアンバランスさを感じた人達も多くいただろう。内容自体はオタ受けしそうなギャグやお色気路線で時代を先取りしたものも多くある一方、欲張りすぎたのかストーリーはあるのかないのかわからないし全てが唐突すぎて終わってみればどんな話だっけ?と中身が薄いことには否定できない。ただ、webアニメにおいては全て革新的でアニメ界においても初の試みでありOPやEDの曲もネット界隈では有名なIOSYSを起用するなど全てにおいて挑戦的であったことは衝撃であり、リアルタイムでコメントを打ち共有して視聴者同士で楽しんだことは成功ではないだろうか。今でこそweb先行配信やテレビ放映されたのをネ...この感想を読む