隣人は秘かに笑うの評価
隣人は秘かに笑うについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にドラマを観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
隣人は秘かに笑うの感想
苦痛なく「心の闇」を鑑賞できる耽美なサスペンス。
放映当時と現代とで異なる闇の描き方1999年放映のドラマで、当時世間を騒がせていた警察の不祥事という社会情勢も反映した警察官の犯罪を絡めたミステリーサスペンス。本木雅弘さん演じる「高木洪一」が配属された部署も、当時不祥事で騒がれていた「神奈川県警」とのこと。(Wikipediaより)当時もリアルタイムで見てたと思うけどだいぶ忘れてしまったので改めて見直してみました。性に奔放な母親から十分に愛されなかった幼少期のトラウマから心に深い闇を抱えている「高木」の女性に対する歪んだ憎悪、愛し愛されることへの渇望が生み出す狂気、疑いや欠乏感から紡ぐ防衛的な人間関係・・・そんな、十分な愛情を受けずに育った者の心の闇が実にありありと描かれている。・・・が、テーマとしても構成としてもキャラクターの設定にしても、十二分にシリアスな内容だし、「心の闇」を描いた作品としても、かなり肉迫した作品、だとは思うのだけど・・・どこ...この感想を読む