キララのキのあらすじ・作品解説
キララのキとは1997年からヤングユーにて連載された岩館真理子による漫画である。1997年から1998年まで連載を行い、全4巻発行している。主人公の十秋は継母を嫌い、誰にも言った事のない秘密を抱えている。その秘密とは過去に同級生であったキララを木から落としてしまった事である。その日から同級生であるキララは姿を消してしまったのである。しかし突然、主人公十秋の前に成長したキララが表れる所から物語は進んでいく。 本作品は謎が謎を呼ぶ複雑な人間関係が特徴的であり、連載終了後も多くの根強い読者が存在している。単行本の売り上げも上々で、高い評価を得ている作品である。 本作品の作者である岩館真理子は1973年、週刊マーガレットに「落第します」が掲載され漫画家デビューを飾り、高い作画力と構成力が多くの読者から高く評価されている。2015年までに多くの作品を発表しており、「キッチン」などの代表作を持つよしもとばななも作者から多大な影響を受けていると公言している。