毒笑小説の評価
毒笑小説についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。
各項目の評価分布
毒笑小説の感想
多彩なブラックコメディ作品群だが、平均的
縦横無尽のひらめきで多彩な作品群バラエティに富む内容のブラックコメディーな作品群が並びます。誘拐天国(孫に会えない爺さんのため誘拐を働く仲間、しまいには孫の友だちまで誘拐するという。身代金がたった一億円と激昂する場面は笑います)、エンジェル(と呼ばれる新魚の変遷。食への欲とのからみが秀逸な構図になっています)、手作りマダム(会社の上司夫人のお茶会への参加と我慢を描いてます。親切心から生まれる迷惑行為がブラックな笑いになってます)、マニュアル警察(せっかくの自首がマニュアル化にはばまれる話でもどかしい!)、ホームアローンじいさん(家族のいないすきにAVを見ようとしての悲喜こもごも、強盗も登場します)、花婿人形(おぼっちゃま君の話。親の許可が必要な男。クライマックスは結婚式。トイレに行くチャンスがないのだが)、女流作家(子供を産んだ後、姿を見なくなった作家。〆切は守っているのだが)、殺意取...この感想を読む