藤尾辰子のプロフィール
本名 | 藤尾辰子 |
---|---|
よみがな | ふじおたつこ |
性別 | 女性 |
国籍 | 日本 |
所属 | 資産家 |
性格 | きっぷの良い性格 |
特徴 | 傍若無人な物言いの中にも温かみがある |
物語上での目的 | 相手の男子を生んで死なせた経験を持ち、その後独身を通している |
職業 | 花柳流の名取りで日本舞踊の師匠 |
外見 | 親しみ易い丸顔の和服美人 |
自宅 | 研究所を開いている |
氷点の他の登場キャラクター
氷点の感想
思春期の頃の私にはすごく衝撃的でした。
私がこの本を読んだのは、10代前半の頃でした。その頃の私には、ちょっと早かった・・・。衝撃的すぎて夢にまで見るほどでした。だって、父と母だと思っていた人が実はそうではなく、その人たちの娘を本当の父が殺してしまっていたなんて。いくらそうだったとしても、娘にいじわるするなんて・・・大切な人を失うことがどんなことかわからなかった私にはそんな風に思いました。だから、陽子が自殺を図ったことがすごく衝撃的でした。私だったらこんな風にまっすぐ育ち父の罪まで背負って命を落とそうとできただろうか。今でさえ親に反抗しているのに・・・と自分を振り返り反省できるのには数年かかりました。でも、この本を何回か読み直したからこそ、そう思えたと思うので、できれば、今思春期まっただなかの世代の人に読んでもらいたいです。