ジェイムズ・T・デイヴィスのプロフィール
本名 | ジェイムズ・T・デイヴィス |
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ニックネーム | ジョーカー |
性別 | 男 |
国籍 | アメリカ |
所属 | アメリカ海兵隊 |
性格 | 皮肉屋 |
ポリシー | 戦争に対してやや距離を置く |
特徴 | 眼鏡、胸のピースマークバッジ |
特技 | 皮肉 |
階級 | 軍曹 |
職種 | 報道員 |
フルメタル・ジャケットの感想
スタンリー・キューブリック監督が国家の病気としての軍隊を、シニカルに痛烈に批判した戦争映画の傑作 「フルメタル・ジャケット」
国家病理学というような学問は、まだ存在しないと思うが、あっていいし、あるべきではないか。そんなことをこのスタンリー・キューブリック監督がヴェトナム戦争を描いた「フルメタル・ジャケット」を観て感じた。なぜなら、この映画は国家の病気としての軍隊を描いた作品だったからだ。この映画は、ヴェトナム戦争の真っ最中の1967年におけるアメリカ海兵隊訓練基地での、一つの班の猛訓練と、翌1968年、ヴェトナム戦争の一つの山場となった、いわゆるテト(旧正月)攻勢に遭遇した彼らの戦闘ぶりとを描いているのだ。映画の前半部が訓練、そして後半部が戦闘なのだ。軍隊の猛訓練を描いた映画というのは、これまでにもたくさんあります。鬼軍曹が普通の青年たちである新兵を徹底的にしごいて、勇猛な兵士に鍛えあげるというのが、その基本パターンだと思う。その数多い軍隊訓練ものの中でもこの作品を際立たせているのは、ハートマン教官という鬼軍曹が四六...この感想を読む