零崎双識 - 零崎双識の人間試験のキャラクター

理解が深まる小説レビューサイト

小説レビュー数 3,368件

零崎双識の人間試験

4.004.00
文章力
3.00
ストーリー
2.50
キャラクター
4.00
設定
3.00
演出
3.50
感想数
1
読んだ人
1

零崎双識のプロフィール

本名零崎双識
よみがなぜろざき そうしき
ニックネーム軋識、曲識からは、「レン(異名から)」と呼ばれている。人識曰く、「鋏振り回して喜んでる妹マニアの変態」。
性別
所属零崎一賊の長兄にして特攻隊長。零崎一賊三天王の1人。
ポリシー異名と同名の「自殺志願(マインドレンデル)」という大鋏(正確には、半月輪の形をしたハンドルの、鋼と鉄を鍛接させた両刃式の和式ナイフを螺子で稼動するように固定した合わせ刃物。11代目古槍頭巾によって作られた)を使用することで有名(ただし入手は大戦争より後)。自身もその名で認識されているが、敵味方ともに認めるほど、圧倒的に「自殺志願」を使わないときの方が強く、ブービートラップを用いたゲリラ戦術も得意。
特徴針金細工のような体つきで、手足が不自然なほど長い。特別仕様の3つ揃えの背広(内側に得物をしまうポケットがある)に、銀縁眼鏡(伊達)のいで立ち。
価値観人に会うたびに「人間試験」を行い、「不合格」と判定した者を惨殺する(ただし、家族に対しては行わず、失格と判定する)。他方、家族思いで、弟の人識を心配して日本中を探し回ったことが多々ある。人識との会話では微妙に口調が異なる。また「妹」という存在にかなりの思い入れがあり、その他女性を過度に褒めたり、女子学生の制服や下着について熱弁を振るったりするため、正体を知るかなりの人間に変態と認識されているが、実際に会ったことのない者たちの間では、紳士的な殺人鬼として認識されている。
特技コサックダンスだがよほど気分がいいときにしか披露しない。
異名「自殺志願(マインドレンデル)」、「二十人目の地獄」
嫌いな言葉ベスト3「不誠実、無責任、非人情」

零崎双識の人間試験の感想

戯言シリーズをより深めるための第一作

この物語は人間シリーズの第1作であります。人間シリーズは戯言シリーズの言わば外伝的な位置づけで主要人物でもある零崎人識の属する殺人鬼集団零崎一賊について描かれた作品群です。その中でも零崎一賊の長兄である零崎双識を主人公に添えた作品であります。物語を見る上では、戯言シリーズのヒトクイマジカルまでを一読した状態で戯言シリーズのクライマックスに入る前にこの作品を見るといいのではないかと考えています。理由としては、戯言シリーズの時系列でいえばクビシメロマンチスト辺りのことが描かれているため、クビシメロマンチストのエピローグの考察を深めることができる部分もあるからです。また、この巻では、戯言シリーズに深く密接してる部分が多くあり、戯言シリーズを楽しむ上では外せない存在になっています。だから、戯言シリーズを読む際にはこの作品に行きつくところがあります。大まかな見所として、本編にも劣らぬバトルシーン、...この感想を読む

4.04.0
  • ヨクサルヨクサル
  • 129view
  • 610文字

零崎双識の人間試験が好きな人におすすめの小説

ページの先頭へ