四十万縁のプロフィール
本名 | 四十万縁 |
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よみがな | しじま えにし |
年齢(作品時) | 32歳 |
性別 | 男 |
所属 | 喜翆荘の番頭 |
性格 | 人柄はとても良いが、至って優柔不断な性格 |
特徴 | スイの長男で、皐月の弟、そして、緒花の叔父にあたる。皐月が家業を継がずに家を出てしまったため、「自分が喜翆荘を支える」という思いが人一倍強く、何とか繁盛させようと心血を注いでいるが、思いが強すぎるせいか、客観的・冷静的な判断ができずに行動が裏目に出ることが少なくない。 |
価値観 | 旅館の長男に生まれていなければ今頃は映画監督になっていたと自分では思っている |
物語上での目的 | 不景気な時世にあって大学時代の後輩でもある経営コンサルタント・川尻崇子と共に経営の好転を図って模索し続けている。 |
コンプレックス | 出来のいい姉 |
声 | 浜田賢二 |
花咲くいろはの他の登場キャラクター
花咲くいろはの感想
物語とともにキャラクターも成長している作品
「私、輝きたいんです!」輝きたいとはどういうことか?主人公である松前緒花は、第一話の段階では「ちょっと冷めていながらも夢見がちな少女」という評価になりましょうか。ドラマチックな展開や人生を夢見ていながらも、「なんだかんだ手堅い」と自己評価しているように、ちょっと現実に冷めているような、現代には珍しくない高校生です。しかし、突然の出来事によって喜翠荘へ見習い中居として勤務し始めますが、やる気は空回りするばかり、そんな状況で、売れない小説家、次郎丸太郎とのやりとりの中で、「私、輝きたいんです!」という自分の意思に辿り着きます。この作品のテーマともなっているこのセリフにはどんな意思が込められているのでしょうか。作品の登場人物から考えるに、緒花は破天荒な母親と生活していく中で、「どうすることが正解か」「どうすれば失敗しないか」はわかっていても、「自分自身が何をしたいか」「どうなりたいのか」とい...この感想を読む