四十万スイのプロフィール
本名 | 四十万スイ |
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よみがな | しじま スイ |
年齢(作品時) | 68歳 |
血液型 | O型 |
性別 | 女 |
所属 | 喜翆荘の女将 |
特徴 | 緒花にとっては母方の祖母。半ば白髪の老女。常に背筋を伸ばして凛とした佇まいを崩さない。女将としての衣裳は裏葉柳色の和服。 |
価値観 | 旅館の仕事に対して高いプライドと揺ぎ無い信念を持っており、緒花を含めて全ての従業員にも厳しく接し、自分にも厳しい。 |
癖 | 愛煙者であり、煙管を咥えて煙草を燻らせていることが多く、不手際をした人間に根性焼きをすることもある。 |
物語上での目的 | 長女・皐月を勘当し、お互いに音信不通だったが、夜逃げした皐月から連絡を受けて皐月の娘である緒花を引き取ることになった。そうして、緒花を地元の高校に通わせるかたわら、「働かざる者食うべからず」として、高校を卒業するまでの間、喜翆荘で仲居見習いのアルバイトをさせることとした。 |
声 | 久保田民絵 |
花咲くいろはの他の登場キャラクター
花咲くいろはの感想
物語とともにキャラクターも成長している作品
「私、輝きたいんです!」輝きたいとはどういうことか?主人公である松前緒花は、第一話の段階では「ちょっと冷めていながらも夢見がちな少女」という評価になりましょうか。ドラマチックな展開や人生を夢見ていながらも、「なんだかんだ手堅い」と自己評価しているように、ちょっと現実に冷めているような、現代には珍しくない高校生です。しかし、突然の出来事によって喜翠荘へ見習い中居として勤務し始めますが、やる気は空回りするばかり、そんな状況で、売れない小説家、次郎丸太郎とのやりとりの中で、「私、輝きたいんです!」という自分の意思に辿り着きます。この作品のテーマともなっているこのセリフにはどんな意思が込められているのでしょうか。作品の登場人物から考えるに、緒花は破天荒な母親と生活していく中で、「どうすることが正解か」「どうすれば失敗しないか」はわかっていても、「自分自身が何をしたいか」「どうなりたいのか」とい...この感想を読む