新型ウィルスの恐ろしさを描く - アウトブレイクの感想

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新型ウィルスの恐ろしさを描く

4.04.0
映像
4.0
脚本
4.0
キャスト
4.0
音楽
4.0
演出
4.0

主演は名優ダスティン・ホフマンとレネ・ルッソ、モーガン・フリーマンの重厚な演技合戦の連続です。 この映画は自然災害や宇宙人襲来のパニックムービーではなく、実際に起こりうる新型ウィルスのパニックムービーなので、フィクションでは片付けられないリアルな怖さがありました。 劇中、突然変異をしたエボラウィルスが空気感染でも蔓延することがわかったシーンは、思わず自分も息を止めて見ていました。感染すると目から出血して、数時間の内に死に至るという強烈なシーンの連続でした。あまりにもリアルなシーンだったので、映画を見た日は食事ができないほどでした。 現在、HIV、鳥インフルエンザ、SARS、コロナウィルスなど決定的な治療法がない未知のウィルスによる被害が出ています。この映画では一人が勝手に猿を得てその猿から新型エボラウィルスが蔓延しましたが、人間の身勝手さが大変な結果をもたらしたと言えます。この映画は、人間が身勝手に振る舞うとどんなに恐ろしいことが起こるかを警告しているのではないかと思いました。

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