必要悪の権化 - 美悪の華の感想

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美悪の華

4.254.25
画力
4.25
ストーリー
4.75
キャラクター
4.75
設定
4.25
演出
4.25
感想数
2
読んだ人
2

必要悪の権化

4.54.5
画力
4.5
ストーリー
5.0
キャラクター
4.5
設定
4.5
演出
4.5

この作品は 典型的なダーテイヒーローで 本当ならゴルゴ13に並ぶ名作に思えるし

どこか ”悪魔のようなあいつ(沢田研二主演)”を思わせる

主役 脇役を含めてほとんど 悪党と言っていいし 刑事ですら悪党に思えるし

氷室に抱かれた女にしても打算 計算 陰謀が渦巻いてるし 女の立場にしても

氷室の魔的魅力と悪魔の頭脳を虜にしようとして逆に隷属ないしは抹殺されてるし

政治家 暴力団ですら飼い犬にしてしまう程の技量 有能な実業家としての表の顔

このシーンが意外と少ない こういう実業家は現実にいてもおかしくないし

”豚は死ね 狼は生きよ”この部分は ゴルゴ13に通じるし

私自身 だらけたら豚になると思ってるし ただ 氷室正人の行動を見てると

意外だが 悪党には情け容赦しない だけど弱い人間 あるいは不遇な人間には

意外と優しい一面がある ふざけたアイドル歌手と才能があるのに報われない歌手

の”すり替え”がその典型だし

成形手術の力でね 氷室はむしろ 必要悪の役目を果たしていたかも

あの 九鬼と3人の息子の成敗たけど あれって現実にありえる話だし

結果的に市民生活を守ったことになる 九鬼みたいな輩は害になるだけだしね

ただ”この手の人種”は役目を果たせば終わる運命だしね

あのラストがいい例かも 梓の裏切り だけど梓は氷室を真底愛してたと思う

だけど ”これ以上上がり過ぎたら 誰かに抹殺される ならば 自らの手で。。。。”

そして氷室も誰かに”眠らせて欲しい”という願い そして姉の良美に会いたい

って思いがあったような気がする  氷室は本当は優しさの塊じゃないかって

思えることがる 先述のすり替えと言い 表の仕事においても 真面目に仕事をしている善人

達には 親切にふるまい 有能な人にプロジェクトを譲ったりしてるしね

裏の顔があまりにも誇張され過ぎて 本当の姿が見えないような気がする

悪を突き進めば 結局悟りを開いて善人になる事もよくある話だし

大悪党に見えて結果的に多くの人々を救ってるような気がする

女性に対しても”おれは女は抱くが淫行はしない”というセリフの通り

三崎の娘には最初は決して手を出さなかったのは まだ高校生で

しかも純粋という事を見抜いていたかも 母親譲りの悪の心が芽生えたからこそ

始めて 毒牙にかけあの世においやったかも 他にも 先般のふざけたアイドル歌手は手を出したあげ

く”すり替え”で悦楽の館-行方不明となり 一方は宝箱のように大切にあつかい芸能界で大成させた

決して手を出していないようだしね

(障害は除去した上で)本当は外道を許さない人柄かも ストーリーには出ていないけど

意外と施設に寄付しているような人物にも思える  氷室が除去した人間は”全て外道”だからね

結局 氷室は必要悪の権化であり 美形のダーテイヒーローの典型かも

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悪党だけどキレ者

悪党がのし上がって行くストーリー展開が面白い一人の人間が、日本を弄ぶように、のし上がって行くストーリーでした。それに主人公・氷室聖人は、善人ではなく悪人であるからこそ、面白さがプラスされて、より面白いと思いました。話が始まっていきなり女性を弄び、邪魔をする男は次々と消していく。悪党なのに、頭が切れるからこそ這いあがって行けるんだというのが、見事に描かれていたと思います。最後には、日本最大の財閥令嬢と結婚し、美悪の華を咲かせたのかと思いきや、令嬢と相棒であるはずの北脇に裏切られ、死ぬというラストには衝撃を受けました。山崎梓が氷室の影響を受け、悪党に染まっているのは神父・照喜名殺しの時には氷室も十分理解していたはずなのに、最後まで梓の裏切りを見破ることなく、梓の協力者となった北脇の仕向けた刺客に殺されてしまうのは、とても残念でした。両親を死に追いやった九鬼一族を抹殺し、復讐に燃える甘粕を殺...この感想を読む

4.04.0
  • 安曇安曇
  • 2300view
  • 1048文字
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