謎のSNS異能バトル!「ダーウィンズゲーム」の伏線考察。
ダーウィンズゲームとは?
「ダーウィンズゲーム」はSNSアプリ「ダーウィンズゲーム」に巻き込まれて戦うデスゲームの漫画です。
主人公「須藤要」たちは運営から与えられた「異能(シギル)」と呼ばれる能力を使い、このデスゲームを勝ち抜き運営を潰すことを決意します。
なぜダーウィンズゲームが行われてる?
おそらく「ダーウィンズゲーム」最大の謎です。
普通のデスゲーム系の漫画とは異なり「ただ殺し合うために殺す」という目的ではなく、運営には何か目的があり、その目的のために「ダーウィンズゲーム」を開催してる節があります。
その目的とは何なのか。
実はところどころで伏線が張られてますよね。
例えばダーウィンズゲーム3巻9話の渋谷の「宝探しゲーム」の時。
カナメが異世界カメラで渋谷が荒廃した街としてカメラに写し出されました。
また「ハンティングゲーム」では、飛ばされた先の無人島で渋谷のモアイ像や新宿の看板など、タイムスリップしたのでは?とでも言うべきものが残されており、「ドウメ」と呼ばれる化け物が彷徨いていました。
これらの証拠から以下の考察ができます。
おそらく未来の世界は荒廃しており、その荒廃に対処できる人間を探すため運営のGM(ゲームマスター)は過去に戻り「ダーウィンズゲーム」を開催した。
この裏付けともなるべき出来事がついに50話で出てきました!
なんとカナメの前に「ダーウィンズゲーム」のゲームマスターを名乗る人間が姿を現したのです。
話を聴くと、他の世界(恐らく未来の世界、もしくは平行世界)の、カナメたちの世界で言う「ゲームマスター」の立ち位置にあった人間、だそうで、カナメたちの世界のゲームマスターではないそうです。
おそらくゲームマスターは世界の「神」のような存在で、「ハンティングゲーム」の世界はその「神」が「ダーウィンズゲーム」を行ってないがために荒廃した世界なのでしょうね。
その後の、カナメたちの世界のゲームマスターの証言で、「ドウメ」は人間の成れの果てだということも分かりました。
「ダーウィンズゲーム」が行われないと世界は荒廃して人間はドウメになってしまう???なんて恐ろしい世界なんでしょう…(笑)
オボロのシギルと目的について
オボロはゲームマスターの指示に従って動いている運営側の青年です。
おそらくこの後の最重要人物になってくるでしょう。
「処刑人」と呼ばれていましたから、渋谷の「宝探しゲーム」の時のトリニティの実況の話から、「ダーウィンズゲーム」に警察などが参加した際、文字通り「処刑」してしまう役割も担っているのでしょう。
そんなオボロのシギルと目的についてです。
まずシギルですが「ハンティングゲーム」でカナメたちと共闘した際、敵の弾丸などを止め、敵に打ち返す能力を見せていました。
「ONE PIECE」のトラファルガー・ローの空間内の物体をを入れ替える「シャンブルズ」を彷彿とさせるような能力ですが、オボロのシギルは、弾丸を一旦止めて、そこから打ち返す、という点で異なりそうです。
オボロはその後、敵のスナイパーから奇襲を受けて頭に弾丸を受けましたが、その弾丸は頭に刺さったままギュルギュルと回転して抜けてしまいました。これもオボロのシギルだそうです。
おそらく念動系の能力かな………と思って50話を読んでみると、
言っちゃってますね(笑)シギルの正体。
「ベクトルを操作することができる」能力だそうです。
一応分からない人のために説明しますが、ベクトルとは数学や物理で使うような「力が働く方向」です。
つまりオボロのシギルは「物体のベクトルをいじって動きを自由に操る能力」あたりになりそうですね。何とも便利なシギルです。
そんなオボロの目的。
最初の登場はカナメが最強クラン「エイス」を潰した後、その報告をゲームマスターから受けてる時でした。
この時はカナメの敵のような振る舞いでしたがどうもそうではないようです。
50話のゲームマスターとの電話でオボロは「僕は彼(カナメ)を王にする」と宣言しています。
おそらく、先ほどのダーウィンズゲームの目的に関する考察が正しいならば、オボロはカナメにダーウィンズゲームをクリアさせて、ゲームマスターの目的に従わせるつもりなのでしょう。
この後の展開
どうなるんでしょうね(笑)
「ハンティングゲーム」のクリアによりカナメはAランクプレイヤーになるでしょう。
そうなると敵も増えることでしょうが、主なランキングトップの面々は撃破してしまっているため、これ以上強い敵に当たるのはそうそうないでしょう。
また、カナメが「ハンティングゲーム」をトップで通過したためシュカとテミスの賭けはシュカの勝利となり、カナメたちはクラン「トリニティ」も吸収できます。
おそらく日本でも有数のクランになるでしょうね(笑)
そうなるとカナメは本格的にA1プレイヤーを目指し、そしてゲームマスターと対面もあると思います。
これからもダーウィンズゲームに目が離せませんね!
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