マスクオブゾロからの続編。外しがないこの映画
マスクオブゾロの続編にふさわしいですね
まず、この映画は、知っての通りマスクオブゾロからの続編。1では、最後アンソニーオプキンスが殺され、そのまま2代目にアントニオバンデラスが引き継ぎ子供が生まれ終わるのですがその続編で
子供ができ引退をするはずのゾロがコソコソ活動してるところが非常に面白いです。何より、その引退をしない理由が、選挙の邪魔をさせないために少しだけキャサリンゼタジョーンズにネゴシする場面とか本当に彼のキャラクターそのものが出てて笑えました。
もともと、この映画自体感動&アクション&少しコメディー要素があったりするのでそのバランスが絶妙で監督も1と同じなのでそこも交換が持てる作品でした。ただ、この作品かなり賛否が別れるようで、嫌いな人は嫌いなようで、これだけアクションがありキャラクター設定もキャサリンゼタジョーンズとアントニオバンデラスと、適任役で行われる映画って少ないと僕は思いますね。
そして、背景も昔の西部劇に近いニュアンス背景で1も今回のレジェンドオブゾロもしてるのでその点もしっかり共通点と時代の背景がマッチしてて僕は、好きです。
監督のカメラワークが絶妙過ぎる
1から見てる人はお気づきだとは思いますが、とにかくカメラワークが絶妙過ぎます。
この監督、マーティンキャンベルは、クリーンランタンやバーティカルリミットなども手がけており、どの作品も特徴的で、遠目の視点のカメラからアクションに入る寄りのカメラワークからとにかく
見てる人に、遠目と近目わかりやすくアクションや感動シーンを見せてくれる印象が僕の中ではありその中でもこのレジェンドオブゾロの剣さばきを見せるシーンなんか特に彼の良い仕事してる感がよく出てると感じます。
こういった西部劇的な要素を入れた尚且つ長めの銃を使ったり、剣を使ったアクションシーンなんかは、本当に監督の良し悪しがかなり出ると個人的には思っていて、悪い例を挙げると、ズーーット寄りのシーンを使う監督なんかもいますが、その場合、そのキャラクター二人しかカメラの枠に入らないので、どうしても周りが沢山動く臨場感が映画だと伝わりにくくなり個人的には、好きではないんです。
しかし、マスクオブゾロもこの今回の作品レジェンドオブゾロも、すごい人数のエキストラが一斉に走り一斉に戦うシーンが多いのでそうなると寄りばかりでなく遠目からの視点でのカメラワークが多いと
より臨場感が増し、個人的には、好印象を受けるわけです。
そして、この映画を観てふと気づいたのですが、剣を突き刺したり意外と残酷なシーンがあるのですが、なぜか、この監督が撮るとそれが、カッコ良いというか嫌な感じが映像を見ててしないのが不思議と思いました。
これは、彼の映画どれを観てもそうです。バーティカルリミットの爆破シーンなども人が吹き飛ぶシーンがあるのですが、それを普通に撮ればかなり気持ち悪いシーンになるのですが、この人が監督して撮ると、普通に一コマで終わる感じででも、頭にしっかりと焼きつくのですごいなーと思いますね。
ただ、グリーンランタンもマスク系の映画ですが、この監督マスクヒーロが好きなですかね。ゾロとグリーンランタンのマスクがかなりかぶる部分があるんでそこは、いかがなもんかとは思いますが。笑
ただ、キャラ自体が全く違うのでそこは良いと思います。
マスク系ヒーロの先駆けだと思います
僕は、いつも思うのですがマスク系のヒーローってこのマスクオブゾロが一番最初じゃないかと思います。
今回の、レジェンドオブゾロでもそうですが、とにかく振る舞いが上品(1でアンソニーホプキンス演じる初代ゾロが2代目ゾロことアントニオバンデラスに教育するシーンがある)、そして、男性が女性を射止めるスペイン系俳優が普通に持っているセクシーさ。
そして、アクションの一つ一つが全てカッコ良い。それこそ、言えばきりがないですが髪型や目線の写し方など、男性陣は本当にお手本になるモテ男そのものなです。
今まで、ジムキャリー演じるマスクとか色々ありましたが、とにかく基本少し下品でお調子者だったり成り上がりで少々上品さにかけるなど、数々の映画を見てきましたが、ここまで、完成されたマスク系の人を救う民衆のヒーローってなかったんですよね。
個人的には、その先駆けがこの映画だと僕は思ってます。女性もそうです。ヒロイン役のキャサリンゼタジョーンズも、ある意味女性として全て兼ね揃えてる女優さんですよね。
スタイル、雰囲気、そして美貌。非の打ち所が無い女優を起用してるので、そこもこの映画の魅力ではあると僕は思いましたね。
そして、マスク自体も普通にタオルに穴開けただけなんですよね。笑
それが、この俳優が付けるだけでこれだけカッコよくなるわけで今までこんなヒーローってなかったと僕は思います。そういう意味で僕は、このゾロがマスク系のヒーローの先駆けだと思う部分です。
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