黒執事の最高傑作
個性豊かな登場人物、そして深い闇
黒執事のアニメシリーズでは全て人間の闇が背景にあってそこが強く浮かび上がるまでの工程が見どころなのですがこのストーリーに登場するサーカス団、とにかく明るく優しい!!
そしてひとりひとりがとっても個性豊かでそれは一人一人のコンプレックスだったりするのです。
そう、コンプレックスを活かしたサーカス団!
義手がいたり義足がいたり体の大きすぎたり成長がとまって幼いままの見た目で育った老人がいたり…
それは様々で現実世界にも存在する体にハンデを抱えた者のサーカス団。
でもとっても明るくて優しくあたたかいこの集団にシエルたちは奮闘することになるのです。
サーカス団に入団 慣れない環境
シエルはこのサーカス団の調査を頼まれていたのでここに入団をすることになります。
そこでつけられた名前はなんとスマイル!
笑顔が足りないから、スマイルなんだそう。。
それにはシエルもブチ切れるが入団しなくては奥深く理解することもできないため、我慢して作り笑顔をしながら入団試験を受けるのです。
入団試験はなんとパーフェクトに合格。
シエルに才能があったわけじゃないです。
もう一度言います。
シエルにサーカス団の才能はない。笑
でもなぜパーフェクト合格をしたのか!
そこはセバスチャンがシエルの試験にこっそり手ほどきをして陰から石をビシビシ撫でながら投げナイフをコントロールし、的確なコントロールで的に刺したのです。
ええ、ここはとてもバカっぽい映像でしたが、まさかそんなことが起きてるとは思わずサーカス団にバレず合格。
すごいじゃないかと笑
本当にシエルはセバスチャンがいなくては何も出来ないのです。
セバスチャンに関しては人間よりもパフォーマンスができてしまうので大歓声のなか、入団試験を終えてました。
それは本当にすごいので口で表現出来ない…ぜひ本編で確認してみてください笑
サーカス団の身につけたそれは…最悪
最後はこの作品のダークな部分にスポットを当てます。
グロ注意。
このサーカス団の中にはサーカス団の健康管理をしてくれる担当医が背後にいるのです。
その担当医が義手や義足のメンテナンスや本人の体調管理をしているのです。
すごく物腰が柔らかくサーカス団と同じで優しい雰囲気の方なのです。
シエルが体調を崩した時にも優しく治療をしてくれました。
だがこの医者、ただの変人なのです、
この医者と手を組むサーカス団の会長がいるのですが、そいつは子供をまた別の裏のサーカスに参加させ、そのサーカスは必ず失敗し投げナイフなどで子供を殺すのです。
それを見て会長は拍手。そして大笑い。
こいつの反応には苛立ちました。
そして次々子供が死んでってサーカスは終了。
その子供の死体は連れていかれて医者の元に。
なんと医者はその子供の骨を使って
ジョーカーやビーストの義手、義足を作っていたのです。
医者はそれが芸術だと。
もちろん優しいジョーカーもビーストも知りません。
ですがストーリーの後半、それを知ることになるのです。
ジョーカーのメンタルはズタボロ。報われない..
すごく辛い結末が待っているのです。
ですがどこかシエルのおかげで救われる結末なので見ていてスッキリしました。
とっても派手にこの会長と医者に制裁が下るのでそこも見物です。
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