シャーマンキングに生き方教わった系女子のプレゼン
大事なことを学ぶことができます!
シャーマンキングは、簡潔に言いますと、死んだ人の魂を憑依させて戦ったりする漫画です。
そんな漫画で何を学べると!と思いますが、これがわたしの人生の基盤になるほどの影響を与えてくれた作品です。
とくに主人公の朝倉葉の台詞には、是非現実世界の方々の耳に入れたい!というようなお言葉ばかりです。
是非!この作品を読んで!何か感じてほしいと思います!
心に刺さる台詞
私が、この作品のテーマとも言える大好きな台詞がありまして、それは、、、、
「やったらやり返されるんよ。」 です。。。。
読んだことない人からしたら、なんだそりゃとなってしまいますが、この一言のおかげで葉の仲間たちの心は救われていくのです。。。
本編は何気にながーーーーーーーいお話になっていますが、この台詞は最初から最後まで使われています。
作者さんも初期設定をここまで引っ張って、話を成立させているのがすごいなと感心するくらいに、この台詞が基盤になります。
この一言で、ラスボスまでもが葉を認めてしまうのですから。。。
絶対に自分の子供ができたら、葉とつけると決めています。
男の子でも女の子でも大丈夫な名前なので!(その前に相手を見つけなければ、、、)
主人公の生き方
さっきの話をもっと掘り下げる(掘り下げずにはいられない)ことになってしまうのですが、
やられたらやり返したいのが人間の本心だと思います。
現に、日本の法律がそうですね。
物を盗みました。罰として、懲役○年
人にけがをさせました。罰として無期懲役 などなど
やられたらやり返すシステムですね。逆に言えば、やったらやり返されるシステムとも言えそうです。
この、すでに普通になってしまったシステムの意味をよーーーーーく表している作品だと思います。
実際に、葉は自分が傷つけられても友人が傷つけられても絶対にやり返そうとはしません。
最初は、ひどい主人公だな・・・・と思いましたが、(王道の少年漫画の主人公は、だいたい身内が攻撃されると100倍くらいにして仕返しするので)
それを貫いている葉をずっと見ていると、なんだかその方が正解な気がしてきます。
最初こそ、なんでやり返さないんだ!とみんなに非難されもしますが、やり返さないことを続けることによって、攻撃の対象になりにくくなると同時に、ついこの間敵だったやつがピンチの時に助けてくれたりと、、、いろいろなプラスが生まれてくるわけですね!
そしてそれが結果、仲間の命を救うことにも繋がりますし、こういう生き方をすればまわりまわって得しまくりな人生になるんじゃないかと思いました。
許嫁(いいなずけ)
これは私個人の意見なのですが、基本主人公などのイケメンキャラに相手役の女がいるのはやめていただきたい派なんです。
なぜなら、妄想しにくくなるからです。
だがしかし、この作品はめっちゃ最初の方から許嫁出てくるんですよね。。。
まじかー!と思いましたが、読んでいくうちに許嫁さんのキャラがアネゴすぎて、葉より好きになりました。
ちなみに名前はアンナといいます。いたこのアンナですね。
鬼嫁中の鬼嫁ですね。
でも、陰陽師としてめっちゃ強いので仕方ないというのは読んでいただければ分かります。
このアンナちゃんも葉に助けられたことがきっかけで救われていくという。。。これはだいぶ後半の方で出てくるお話ですが。
でもただの鬼嫁というわけでもなく、葉がピンチになると全力で助けようとしたり、めっちゃ泣いたりと、あれ?実はめっちゃツンデレ?というくらいかわいい一面もたくさん出てきます。
とか言うとアンナにぼこぼこにされそうですけどね。
最大の敵
まあ、どの漫画にもいます。いわゆるラスボスです。
しかもやけにイケメンなラスボスです。
憎むに憎み切れず本編を読み終わりました。
言ってしまいますと、主人公の葉と双子という設定ですね。
深く掘り下げると、双子なんだけど、双子っていうのかこれ?と私は思ってしまいますが、、、
それは読んだ人によって異なると思うので、あまり掘り下げないでおきます。
ラスボスの名前は、ハオです。どうやら、覇王からのハオ。的な感じらしいです。
なにやらチート並みに強そうな伏線ですねー。
実際チートです。強すぎです。最初から最後まで全然歯が立ちません。
最終的には何とかはなりますが、それもハオを倒したというよりもやはり、葉の生き様を貫く姿勢のおかげとしか言いようがない感じだとは思います。
あんまり書くとネタバレになってしまいますので、この辺にしておきますが。
どの漫画や現実世界にも言えることですが、悪役も好んで悪役になったわけではなく、必ず引き金になるような悲しい過去や理由があるということですね。
最初の友達
葉が、普通の人間社会で初めて友達になったのが、小山田まん太です。
なんともまぬけそうな名前と思ってしまいましたが、その名の通り見た目もおもしろめです。
2頭身しかないんじゃないかという。。。
こんなおもしい名前と見た目ですが、なんとなんと、つっこみ要員です。
何事にもかかせないつっこみをほぼ担当しているのがこの小山田まん太です。
なぜそんな見た目も中身もおもしろそうな少年と友達になろうと思ったのかというと、「霊が見えるやつに悪いやつはいねぇってじいちゃんがいってた」だそうです。
わたしも霊が見えたら葉と結婚できるのかしら。そんなこと言ったらアンナに蹴り飛ばされますね。
大丈夫です。私は朝倉夫妻を心から応援しておりますので。
そして、なぜか一般人のまん太が葉と一緒に旅をすることになるのですが、当然のことながら一般人ですので、大変な目にあいます。
わたしはぐろい系はあまり得意ではない(むしろ苦手)のですが、まん太が敵に捕まり体を開かれるというシーンもあります。
その絵だけでも見てみたいという方は、「シャーマンキング まん太開き」で検索していただくと出てくるかと思います。
現実的には不衛生な場所で内臓をさらけ出されたら、感染症などを起こして即死に至るとは思いますが、大丈夫です。まん太は最後まで生きてます。
相棒
ここで!大事な大事な、葉の相棒をご紹介したいと思います。
「阿弥陀丸」
そうです。侍です。
謎に肩幅の広い、がたいのいい侍です。
最初はめっちゃツンツンしているのですが、後半になっていくとどんどん女子力が増して行って、、、
婿にもらおうかしらというレベルです。
阿弥陀丸を春雨という刀に憑依させて、敵と戦っていくのですが、、、
最初のうちはよかったものの、だんだん憑依するときの台詞が長すぎて。
正直大事なシーンでそれをやられると少し笑ってしまいますね。
まあでも、最近のアニメの必殺技の名称はいちいちカタカナだったり、厨二かよ!というくらいの古風な漢字や言葉を織り交ぜたりというものが多いので、シャーマンキングはシンプルで覚えやすいし、親しみやすいのかなと思います。
漫画やアニメでは必ず、剣士キャラいますからねー。
私は必ず剣士キャラ好きになっちゃいますね。そして夜、目をつぶって自分が剣士になって葉と旅に出ることを妄想しますね。(自分気持ち悪い)
完全に自己満足暴走ストーリーで眠りにつきます。
最後に
長々と書きましたが、これで最後なので目を通してあげてください。
わたしが生まれて初めてちゃんと単行本で見た漫画がシャーマンキングでした。
そして21歳になって自宅警備員になった今でも、忘れられない漫画になっております。
途中、ぐだるところもたしかにありますが、誰でも人生の中でそういう時期あるじゃないですか。
作者のぐだりにも付き合ってあげたくなる漫画になってますので、おすすめです。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)