待ってました! - K RETURN OF KINGS[ケーリターンオブキングス]の感想

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K RETURN OF KINGS[ケーリターンオブキングス]

5.005.00
映像
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ストーリー
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キャラクター
5.00
声優
5.00
音楽
5.00
感想数
1
観た人
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待ってました!

5.05.0
映像
5.0
ストーリー
5.0
キャラクター
5.0
声優
5.0
音楽
5.0

目次

やっと来た続編

一期が終わったあと映画を挟んでからの続きがずっと気になっていたので、ようやく来てくれました!ってテンションものすごく上がりましたね。でも主人公のシロががまぁ出てこない(笑)なんかこのアニメの主人公って誰だっけ?って思っちゃいましたね。だって一期くらいしかがっつり出てこないんですもん。映画でもそんなに出てこなかったし…浪川さんの声が聞けないのがほんと寂しかったです(涙)

だから二期はどっちかっていうとクロとネコがメインって感じでしたね。後はアンナと宗像さん。特にアンナは尊がいなくなってからものすごい前に出るようになりました。今回はクロとネコに食ってかかる勢いで出てきていたような気がします。赤の王としての自覚も幼いながらしっかりと持っていましたしね。映画からさらにその後の様子を描いていたので、全部つながっていて見ていて違和感も全然ありませんでしたしね。だからなのかどっちかっていうとホムラとセプター4の二つのクランが主に出てきていた気がします。

緑の台頭がすさまじい

映画から徐々に出てきてましたけど、今回はもうラスボス的な感じでしたね。今まで影を潜めていたのが不思議なくらいわらわらと出てきたので、びっくりしちゃいました(笑)しかも彼らのスタイルがネットを通じたゲーム感覚っていうところが今を風刺しているなーと思いましたね。元々Kの世界もネットがすごく普及している時代だから違和感はないけど、ネットでここまでできちゃったらすごいとかの次元じゃないなって思いましたね。でも近い将来こういう感じになるのかなーなんて想像が膨らみましたね。でもちょっと怖いなとも思いましたね。情報が何でもかんでもネットに出ちゃうったらプライバシーも何もありませんからね。ましてや人を倒すのをゲーム感覚でやってしまったら犯罪が増えちゃうんじゃないかと思うんですよ。だからそういう面ではこのアニメが未来の日本を描いているようでちょっと怖いなと思いましたね。でもこのアニメの場合は流が作ったアプリで操っていたようなものだからまだいいのかなと思いました。というか他のクランと違って緑はお互いの顔も名前も知らないっていうかランクが上の方の人たちしか信頼関係がないなと思いましたね。セプター4は統率が取れているし、ホムラも深い絆でつながってますからね。そう考えるとジャングルはちょっと寂しいっていうか、下の人たちをいいように利用している気がして嫌だなと思いました。

王権者が勢ぞろい

ここまで王権者たちが集まったのって今回が初めてだと思うんですよね。赤、青、緑、白銀と4つの色が一同に返すなんてそうあることじゃありませんからね。何よりダモクレスの剣の存在感が半端じゃなかったですね。この作品の中で一番の見どころと言ったら私の中ではこのダモクレスの剣の発動シーンですね。迫力がすごいっていうかまずデザインがカッコいいんですよね。それにそれぞれで微妙に違うから細かいところまでこだわっているのがよくわかります。特に新しい剣と崩壊寸前の剣の差がはっきりとわかるようになっているので、すごいこだわっているなーと思いました。というかその人の力を剣で表現するっていうのが斬新だなと思いましたね。しかも力を使いすぎると剣もリンクしてダメージを負うっていうのも分かりやすくていいなと思いました。

ちょっぴり恋愛が入っている

そこまで乙女っぽい感じで描かれているわけじゃないんですけど、確かに恋愛要素はあったと思います。ネコは多分シロのこと好きだと思うんですよね。多分本人は自覚してないと思うんですけど、間違いなく仲間とか以上の気持ちを持っていると思います。草薙さんと淡島さんも敵同士ではあるけれど、お互い気心知れている仲というか過去に何かあった感が漂ってるんですよね。でも淡島さんは宗像さんのことが好きなのかなと思ったりもするんですよ。尊敬しているだけなのかなーとも思うんですけど、宗像さんのダモクレスの剣が崩壊寸前にあることを誰よりも恐れているというか。ただの部下としてそばにいるだけなのかそれ以上の感情があるのかがよくわからないなと思いましたね。尊とアンナはどっちかっていうと家族っていう感じでしたね。ただアンナはちょっとそれ以上に好きっていう気持ちがあったんじゃないかなと思うんですよ。尊にとってもアンナは大切な存在だったと思います。破壊衝動とかに駆られてしまう自分のそばに常にいてくれるっていうのは大きかったんじゃないでしょうか。見ていてなかなか不思議な感じでしたね。一匹狼みたいなこわもての人が可愛い女の子を連れているなんてギャップが何とも言えませんでした。

でもアンナは大きくなったらきれいになると思います。今の時点でも十分可愛いというかどっちかというときれい系だと思うんですよ。だから将来は期待できそうですね。何となく私的には美咲といい感じになってほしいなっていう希望です。美咲もアンナのことを赤の王として守りながらもそれとは違う意味でも守ろうとしているんじゃないかなと思うんですよね。まぁ、年齢的にもさほど離れていないので、お似合いなのかなとも思います。それにどことなく尊と美咲の雰囲気って似ている気がするんですよね。髪の色とかもあるんですかね。だからなのかアンナと並んでも違和感がないというか。むしろ一緒にいるのがしっくりくる感じがあったんですよね。

後半でようやく・・・

後半にきてようやくシロが出てきたー!って思いましたよ。なんせほんとに前半全然出てこないんですもん。もうシロの存在が薄れちゃって薄れちゃって・・・(笑)でもやっぱりKと言えばシロじゃないとですよね。あののんびりとした感じの優しい雰囲気が何とも言えないんですよね。そして後半から物凄く怒涛のように出てきたなと思いました。なんというかこういう話って主人公がすべてのことを丸く収めるっていうのがお決まりなんですよね。それにしたって待たせすぎだと思いますけどね。でもさすがだなと思ったのは赤と青のクランと和解するっていうどこまでも平和主義なシロらしいやり方だと思いましたね。でも宗像さんもアンナもどちらかというと争いを好まないタイプだったからこそ成立したんでしょう。クロもネコもやっとシロと再会できてうれしかったでしょうね。あれだけ必死になって探していたからこそ再会したときの喜びも大きかったんでしょう。ネコは分かりやすいからものすごく喜んでいたけど、クロも表に出さないだけですごく嬉しかったと思います。なんだかんだ言ってクロもシロのことを信頼しているんですよね。一言さまが一番なのは変わらないんでしょうけど、新しい主としてシロのことを認めているのは間違いないと思います。シロの信念に共感しているし、右腕としてそばで一緒にいたいと思っているんでしょうね。なんだかんだ言っても白のクランが一番人数は少ないけど結束は固いなと思いましたね。三人ってどこよりも少ないと思うんですけど、戦力はどこにも負けてないんじゃないでしょうか。というかクロがダントツで強いんですよね。ネコも結構な戦力になるし、二人だけで十分成り立っているっていうのがすごいと思いますね。なんていうかただの少年漫画っていうよりはちょっと絆の深さを強調していくようなストーリー構成になっていたなと思います。見ていてちょっとじんわりくるものがありました。

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