ドラドラレビュー - DRAGON DRIVEの感想

パートナーのドラゴンと架空電脳世界のバトルマンガ

誰もが好きなドラゴンを題材にしたこのマンガ。中学校くらいに友達とどはまりしました。

自分のパートナードラゴンとのバトル漫画として始まります。何のとりえもない少年が強気な幼馴染に連れてこられた近未来的な空間で、ドラゴンを育てバトルすると言うわくわくどきどきに出会う王道な流れです。各登場人物とそれぞれのパートナードラゴンみんなに魅力があり、ドラゴン好きな私は一気に引き込まれました。

また、主人公のパートナーが謎のザコドラゴン。見た目も愛らしく、性格も生意気。でも危機に直面すると規格外のパワーを発揮する、これまた王道パートナー。

ゲーム運営の闇とライバルの登場！異世界での出会いと魅力的な敵キャラたち

これまた王道。ゲーム運営側が闇の組織的な。またバトル負けなしのライバルの出現に、１位に見向きもされない２位キャラ。主人公の幼馴染にほれている弱めの男子。かなりあるあるなキャラクター設定ですがしっかり個性があり、それぞれの掛け合い、クールなライバルキャラの恥ずかしい面白シーンなど悶絶でした。

電脳世界からドラゴンとともに暮らす異世界に迷い込み、二つの世界の危機を救うという内容です。主人公パートナーのザコドラゴンが異世界では神とあがめられていて、悪のドラゴンと戦うため伝説の武器ドラゴンを探しにいく内容でした。

ライバルは本気の主人公と戦いたい、主人公は世界を救うたびの途中だがライバルと本気の勝負をしてみたい。そんな珍しい気持ちの葛藤を描いてあったりもします。敵キャラや異世界での仲間も魅力的で、いい短さでそれぞれのバックグラウンドを描いていて、飽きなく読ませてもらいました。

最後のパートナーとのお別れシーンは涙なしでは見れませんでした。

２つの世界が救われた後のセカンドシーズン

なんとこのマンガ途中で世代交代して、内容が若干変わります。主人公は１シーズン目の主人公の幼馴染の弟。世代のつながった内容で、１シーズン目のキャラクターのその後が見れたり、ただのドラゴンゲーム設定から、カードゲームの設定になることで強化カードや戦略などが追加され、バトルシーンも新鮮でした。最後のほうはカードとかなかったですが。

具現化したドラゴンと話がで来るという特殊能力の持ち主で、主人公とドラゴンの掛け合いも楽しく、ドラゴンそれぞれのキャラクターも強めで好きでした。

２つのシーズンとも展開がかなり速めではあったけど、終始飽きずに読破できたお勧めマンガです。