愛すべき変態たちのおかしな物語
規制音全快の愛すべき変態たちの物語
「公序良俗健全育成法」というめちゃくちゃな国の法律で下ネタや卑猥物が規制されてしまった世界の中にあって、女の子が下ネタテロを起こしてしまう、はちゃめちゃエロな内容でした。エロいアニメは数あれど、これだけ規制音(ピー音)が入るのもめずらしいんじゃないでしょうか。放送倫理的にすごいものを観た感じがします。表ではいたって真面目な女の子生徒副会長が、裏では下ネタテロ組織「SOX」の首魁という設定や女性ものパンツかぶった全裸にマントをまとった女の子という斬新なダサエロかっこいいコスチュームが、ダークヒーローぽくて好き。パンツやエッチな写真ばら撒いたりといった馬鹿馬鹿しいテロ活動を大真面目にやってしまうのがおもしろいです。クライマックスで過激派テロ集団との対立する物語展開は胸アツでした。シリアスの中に笑いとエロがはさまれてグッと物語に引き込まれました。
出てくる女の子がみんな変態
深夜アニメとはいえPTAに訴えられる可能性もあったんじゃあないかとすこしひやひやしちゃいました。特に頭ひとつ抜きん出てアンナの変態ぶりが若干ヒクぐらいにキマッてて、すがすがしいくらいです。夜な夜な、たぬきちのアパートに忍び込み、全裸で覆いかぶさりながら濃厚なキスをする場面なんかは、興奮するとともに、あまりにも生生しくて、『これ放送して大丈夫か?』って本気で心配になってしまいました。あんな真面目一辺倒そうな女の子が、たぬきちを異常なまでに追い回し襲い掛かるほどのド変態ぶりを見せるそのギャップがたまらなく好きです。すっかりアヤメさんが食われてしまうくらいの強烈キャラであり、個人的には一番のお気に入りキャラククターです。Hに積極的で理解のある女性はすごく魅力的にみえます。そして、忘れちゃならないのが女性声優さんたちの巧みな喘ぎ声です。声優さんの力の入れようが半端なくて、本気だけど楽しんで演技されてるなーというのがひしひしと伝わってきます。
OP、EDともに常軌を逸した変態曲
OPはあやめの高笑いから始まり、むらむらしまくりな女子達、そしてパンツかぶって変身、ばったばったと敵を倒すシーンが流れます。極めつけは仮面ライダーのOPよろしくナレーションが入るという乙な演出まであります。なんかよくわからないけどかっこいいと思わせる魅力的なOPです。戦隊ヒーローのOPのようなかっこよさに卑猥さをプラスしたキャッチーな曲でこういうノリは嫌いじゃないです。
EDでは変態ぶりにさらに拍車がかかった、これまたキャッチーな曲で、最後の最後までエロちっく。アンナさんもぺロリストで大活躍です。
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