ありのままで生きていきたい
強く逞しく一匹オオカミで生きていく
一匹オオカミ狼で生きていくリスクと戦えば誰にも文句言わせない世界が広がっている。そう思えてしまうのがこのドラマかもしれない。
医者の世界に生きる一匹オオカミの女医の生き方
逞しく自らを奮い立たせながら試練と戦い困難を乗り越えていく。誰がなんと言おうと関係ない。自分がどうしたいのか、どうするのが正しいと思えるのか。自分の心の奥底から聞こえてくる本当の声に耳を澄まして、それを実行していくことの大切さを思い出させてくれる。本当はどうしたいの、素直なままに生きていくのがそんなに難しいの?って問いかけられている気にさえなる。ハッピーエンドは自分自身の手で掴みとるしかない、そこに甘えなんて存在しない。そのリスクを楽しめるくらいにならないと人は成長できないし、むしろ腐っていくだけなんだと医療の現場から見えてくる現代社会への問いかけ。小さな医療の社会の縮図はまさに現代社会に生きる私たちの生き方そのものへのメッセージかもしれないと感じる。
誰だって自分の力を試してみたいし、自信を持って生きていきたいと願ってる
現実問題一匹オオカミで一人突っ張り生きて、自分の力を試して自信に変えていきていく、それはかなり難しいって気づいてる。社会に出たら、一人で生きていくなんてリスクは回避して仲睦まじく争いを避けて温和に生きていこうとするのが大人かもしれない。長いものに巻かれる方が生きやすいから。けど、本当は生きやすさの中にさえストレスは生じてしまうもの。正義やら美徳やら心の奥底で本当は違うんじゃないかって声が聞こえているから。そんな時はその心の声に従ってリスクに立ち向かってみたくなる。その勇気をあたえてくれるのがこのドラマかもしれない。特に女性は、まだまだ社会の中で活躍する場が限られているし、女性たちが自分たちの殻にこもってるほうが楽な時もあるのが現実問題。性別に関係なく、男女平等に意見を交わし、仕事を通して自分と向き合うのが当たり前になるそんな社会を切り開いていくのは私たち一人一人の戦い方次第なのかもしれない。強さは、逞しく一人で生きていくから身につくのでなく、自分に正直にありのままに生きていきたいと願うからこそ本当の強さになってくんだと教えてくれる。仕事でうまくいかない、家庭でうまくいかない、周りにどう思われるか気になるから本当のことは言えないし、本当にしたいことはできない。そんな苦しみから抜け出して、自信に満ち溢れた生き方をしたほうがいいんじゃない?っていう強いメッセージを必ず感じるし、自分の可能性を信じてみたくなる作品。
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