ノミの夫婦的なお話 - Theかぼちゃワインの感想

古いマンガっておもしろいですよ。そして本作のヒロインの女の子がめちゃくちゃでかいです

「ＴＨＥかぼちゃワイン」ちょっとタイトルと中身のつながりがイマイチ解りにくいんですが、とにかくヒロインの朝丘 夏美こと通称Ｌ（Ｌサイズ）ちゃんなんですが巨体なんですよ。でもすごいかわいいですし性格も良い感じのヒロインです。しかも自分よりもかなり身体のサイズの小さい男の子青葉春助くんに恋をしてしまっていつも追っかけているんです。男の子にとってはちょっと怖くはないでしょうか。しかも自分の生活している環境のせいで女子嫌いに育ってしまったので女の子によりつかれるだけで不快になってしまう性分なようなんです。なので巨体女子に言い寄られた日には嫌悪を示すんですがまあＬちゃんはかわいいのはかわいいですし母性愛にあふれるやさしい感じの女子なのでまあ悪くはないかなといった感じになっていくのが何だかなーという感じでもあります。

一途な女の子であまりにもストレートで読んでいる方がはずかしいと思えるほど

主人公の青葉春助にむかって「春助くん、だーいすきっ！」というのが決めゼリフ的？に出て来ます。アニメにもなったマンガですのでアニメで聞くともっとうまくしつこさ、妙なキモさが出ていていいなあと思えます。でもかわいいんですよ。多分普通の人が同じ台詞言ったらもっとキモいです。このマンガだからまださわやさ青春香を出せているんだと思いますよ。Ｌちゃんはチアリーディング部に入って鋳るんですが巨体なので太ももも標準よりかなり太いです。あの描かれ方がかなり肉感が出ているので何とも言えません。今時の極細系女子がタイプの人はダメかもしれませんが好きな人ははまると思います。

ちょっとダサイ感じのカップルですが親しみが涌いて応援したくなります

見てるとドギマギしてこっちも歯がゆくなる感じがいいです。しかも春助くんが怪我とかしたときはこのＬちゃんが平気でおんぶしたりできるので頼もしい限りですよね。力で女子に頼るのは恥ずかしいとかなさけないとか言ってるよりもこうやって甘えてみた方がいいんじゃないでしょうか。男だからとか女だからとかいう一般的な役割分担にはまるんじゃなくてこれが得意だからとかこれが苦手だからという風にプラスマイナスを補う関係の方がずっと自然ですし長く続くのかなあと思います。この二人もそういった利害を自然に請け負った関係、しかも純粋に好きになれちゃったという羨ましい二人です。