女の子とはこういうもの - ミーン・ガールズの感想

普通の女の子

今まで両親の都合でアフリカで暮らしていた少女ケイディが引越ししてはじめて学校に通うことになったお話。ずっと自宅学習で学校になど通ったことがなかった彼女は様々なことにとまどいます。日本の学校でもここまであからさまではありませんが、女の子ってピラミッドがあるんですよね。私は昔から自由な性格でしたので高校生のときはいろんなグループところに気分のまま遊びにいってたものです。女の子ってその子のいないところですぐ陰口言うんですよね。もちろんそんな子ばかりではないのですが、そういう子って非常に多いです！これはグループ関係なくそう思います。映画でいうプラスチックのグループに属する子は日本でいうとギャルなグループですね。ただ違うのは恋愛や化粧おしゃれの話なんかはわりとよく似ているのですが、あそこまで意地悪な性格な女の子って少ないですよ。むしろものすごく友達思いの子が多いのでそこはちょっと日本と違うところですね。

お気に入り

こういう学園ものは物語よりもキャラクターが好きかどうかでけっこうみてしまいます。この映画で私が一番お気に入りなのはアマンダ・セイフライド演じるカレン！こういう学校のストーリーででてくる目立つけどちょっとおバカな子ってものすごく癒しな存在でキュートだと思います。すごく瞳が印象的な女優さんでとてもかわいかったです。またファッションはグレッチェンが着ている洋服のコーデがお気に入りです。レジーナにダサいって陰口叩かれてましたが、あのチェックのスカートはとてもかわいかったと思います。また明確には描写はありませんが、ケイディが地味な格好からおしゃれさんに変身したのも目に楽しくてよかったです。

友情

この映画は恋愛よりも友情に軸をおいたけっこう珍しい作品だと思います。主人公はダサいけど学校で変わろうと変身！そして絶対釣り合わないだろうと思っていた学校で一番の人気者と恋に落ちるなど、そういう話がどうしても多いですからね。もちろん恋愛の話もありますが、プラスチックの友情そしてジャニスとダミアンとの友情が描かれています。もちろん少々この展開はどうなの？ってのもありますが！絵のこととか。ケイディに都合よく物事が進みすぎだなっとは感じましたね。なのでそこがもうちょいひねってほしかったです。あとバスの描写も！いきなりホラーになるのかと思ったほどびっくりしたし、いらない描写だと思いました。なんだか無理やりレジーナを怪我させた描写にしたいような意図でさすがにかわいそう。