出演陣が豪華! - ヒットマンの感想

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出演陣が豪華!

4.54.5
映像
5.0
脚本
4.5
キャスト
5.0
音楽
4.0
演出
4.5

人気ゲームの映画化。そのゲームのファンであるフランス人監督のザビエがメガホンを取る。

主演はダイ・ハード4で悪役を演じたのティモシー・オリファント、ダイ・ハードではいかにもというイヤらしい感じの悪役を演じていたが本作ではスキンヘッドの殺し屋、スタイリッシュでカッコよさが際立つ、またストイックなキャラクターも女性の心をギュッとつかむのでは。

MI:2でこちらもまたトム・クルーズに敵対するイヤらしい悪役を演じたダグレイ・スコット、本作ではインターポールの堅気な刑事を演じこちらも好印象、さしずめカッコイイ銭形警部と言ったところか。

本作で非常にキュートな娼婦を演じているオルガ・キュリレンコは007/慰めの報酬で見事ボンドガールに大抜擢されているがそれも納得の美貌とスタイル、演技。

プリズン・ブレイクいで強烈な悪役を演じたロバート・ネッパーが再度脇役でいい味を出している。ロシア連邦保安庁の悪い役人といった役どころだがロシア語もさまになっておりロバート・ネッパーの役者魂が垣間見られる。

他にもデンマークの名優ウルリク・トムセンがロシア大統領役で出演など多国籍俳優陣が名演を披露、俳優陣だけでも一見の価値あり。

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他のレビュアーの感想・評価

感情欠落完璧主義人間の末路のような、適材適所のような、

孤児を憐れまそうとする要素はない孤児を殺し屋にというゲームが原作らしいので、ありきたりというかなるほどね、という設定で、殺し屋の47がめちゃくちゃ強くてバンバン仕事をこなしていきます。孤児というだけで負の要素が入ってるかと思うのですが、それにプラスして殺し屋に育て上げられ、組織の言われた通りに仕事をこなさなければならない数奇な運命を作中で哀れむような構成になっている作品は多いと思います。そこで殺し屋本人が自分の存在意義や感情と仕事との間で揺れ動き、自立していく、という基本的な流れがあるように思えるのですが、このヒットマンは全く殺し屋としての自分に疑問を抱きません。きっと疑問を抱き、殺し屋としての自分に嫌悪したヒットマンも47以外でいたことでしょう。しかし、そう言った殺し屋たちは生き残れないのだと思います。過去を振り返り、今の自分を受け入れる。殺し屋としての仕事を全うするということだけを...この感想を読む

4.54.5
  • 紫
  • 92view
  • 2137文字
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