品川ヒロシの初漫画
品川ヒロシの中学校時代の話です。ヤンキー時代があったことに驚きです。いわゆるドロップアウト的な話です。品川ヒロシの実家はお金持ちなので、私立の中学に通っていたんですね。ヤンキー漫画にでてくる主人公は強くてモテルイメージですが、中学3年の時期に転校してヤンキーになり下がっていく話は面白いです。キャラクター的にも、喧嘩が強くなく、口だけでヤンキーをののしる場面は特におもしろいですよ。出てくる登場人物も個性豊かな仲間が沢山でてきます。ただし、舞台が東京の狛江を中心に描いているので、地方の方には馴染みがないのも少し残念です。画力が低いのは小説版は、高橋ヒロシ先生に表紙を描いてもらっていたので、原作品川ヒロシ、画は高橋ヒロシを少し期待していました。そのため画力の点数が低くなりました。内容がそこそこおもしろいので残念です。一般人がヤンキーになることの難しさを実感できる内容になっています。映画化にもなりましたが、成宮寛貴、水嶋ヒロのコンビで上映されましたが、実際はあそこまでかっこよくないらしです。現代の若い人向けの作品よりも30代の方がこんな時期もあったなぁと思い読む漫画です。少し時代錯誤の漫画になります。
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