衝撃的な殺人シーンの連続
猟奇的な殺人シーンが続く衝撃的な作品です。
連続無差別爆弾犯や児童を弄んだあげくに殺害する殺人犯により女性も子供も関係なく殺していくシーンは、犯人の異常な精神をはっきりと表現していて観ているだけで恐怖に陥れられそうになります。
舌を切り落とした女性に爆弾を巻き付けてバスに乗り込ませ爆破させるシーンは現実でも行われる爆弾テロを思い起こさせ、児童の眉と髪の毛をそり落として殺害する犯人も妙にリアルで実在しそうなところが恐ろしい。
これら凶悪犯罪者に対して主人公である鈴木一郎/入陶大威(生田斗真)は普段はほとんど感情がなく痛みも感じない脳男と呼ばれ、次々と殺人犯達を殺していきます。
格闘シーンやアクションシーンはかなり激しく本格的で、悪を抹殺する感情を持たないロボットそのものでした。
生田斗真は鋼の肉体を作るべくジム通いはもちろんのこと、実際に格闘技を習ったり大好きなカレーを我慢したりとかなりシビアな役作りに励んだそうなのですが、服を脱ぐシーンは一度だけだったので少しがっかりしたみたいです。
登場人物が異常者だらけで目をそむけたくなるシーンも多々ありますが、観ているだけで相当大変な役作りをしたことが感じられて面白かったです。
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