ドクターヘリと研修医のドラマ - コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命の感想

救急車と違い、着陸の場所さえあれば短い時間で現場まで到着できるのがドクターヘリ。翔陽大学付属北部病院救命救急センターにフライトドクター候補生として、フェローシップ(研修)を受ける4人が赴任してきたことから、このドラマがスタートします。

一番優秀で、リーダー的存在なのが藍沢。藍沢は幼い頃に母親と死別、父親と別れてしまい祖母に育てられた。その祖母が入院生活の中、認知症になってしまい、仕事をしながらも祖母を気遣っていく。

白石は真面目だが、消極的で人付き合いが苦手。医師である父親への特別な想いもある。病院での生活につれ、その性格も大きく変わって行く。

緋山は勝気で言いたいことを何でも言ってしまうハッキリとした女性で誤解を招くことも。フェロー仲間達の影響でその性格も柔らかくなっていく。

藤川は見栄っ張りで口だけは達者でお調子者。先輩医師である黒田からはフライトドクターにはむいてないと言われたりもする。しかし、患者への心配りは4人の中では一番優秀で皆もそれは認めている。

4人は先輩医師、ナースたち。そして様々な事情を抱えた患者たちとの交流によって、成長していく様子を描いている。

医師やナースであっても1人の人間である。自分の身内の病気との関わり方や、その立場からの想いなども伝えている新しい医療ドラマです。