泣けます
CMなので予告編を見たときにはなんだか暗そうだなと思いましたが、見てみると暗いドラマという感じではなく人間模様が描かれている心温まるドラマでした。初めはなかなか島の人に受け入れられないコトー先生を見ているとかわいそうになりましたごが、その人柄と医療技術でどんどん信頼されていって予想通りでしたがホッとした気持ちになりました。本当の名前は後藤先生なのに親しみを込めてか子ども達がコトー先生と呼び始め診療所に旗を作って飾るシーンは微笑ましかったです。泉谷さんが演じる漁協の組合長さんは最後まで憎まれ口を叩く役柄ですが本心ではコトー先生を信頼していて、でもそれを素直に表せない感じが見ていておもしろかったです。シリアスなシーンも多くあり、島のおじいさんがもう治療の仕様がない病で亡くなるシーンは涙が止まりませんでした。そのおじいさんの孫が「なんで助けてくれないの」と泣きながらコトー先生に訴える姿は涙無しでは見られませんでした。島の子どもがぬいぐるみを助けてと破けたぬいぐるみを持ってきてそれを手術してあげたり、船に乗るたびに船酔いしたりと、シリアスなシーンの合間合間にほっこりとするシーンがあるのもいいなと思いました。そしてきれいな海のカットに主題歌の中島みゆきさんが歌う「銀の龍の背に乗って」がとても合うなと感じました。
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