植物の怒りが爆発!温暖化について考えさせられる漫画
少し先の未来の設定。地球温暖化防止の対策として、日本は大規模な緑化運動を行います。ビルの屋上や狭間につぎつぎと植物が植えられますが、その植物たちが狂暴化して人間に襲いかかってきます。好きな女の子に会いに来た主人公は地下鉄に閉じ込められてしまい、地上を目指しますが、地上では巨大化した植物が次々に襲ってきます。人間の何倍もの大きさで人間を丸飲みにする植物たち。また、意志をもったように狂暴化して人間たちを追いかけ襲いかかります。主人公は戦闘に長けている男性と、数人の人々と仲間になり、狂暴化した植物と戦いながら、女の子の元を目指します。襲い掛かってくる植物たちは、それまでの人間の勝手な環境破壊に怒りを示している姿そのままです。人間が生まれた間の長い歴史の中で、どれほどの植物が人間の勝手な伐採や環境破壊によって苦しめられてきたでしょうか。また、どれほどの種類の植物が、絶滅の道を歩んでしまったでしょうか。やっと人間は環境保護やエコについて真剣に考えだしたばかりです。しかし、きっともう地球や植物たちは悲鳴を上げ続けているのでしょうね。それでも人間の心にはあまり響いていない現状かもしれません。植物や動物たちと共存する社会が本当の平和なのかもしれません。地球にダメージを与え続けている温暖化について、深く考えさせられる漫画です。
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