さすがです！深作監督っ - いつかギラギラする日の感想

私の大好きな監督の一人深作欣二の作品は、やはり無茶苦茶で面白かったです。

私のグッときたポイントを上げさせて頂きます。

まず、井村(石橋蓮司)の奥さんが樹木希林だったこと。あの、愛嬌があるのに人間味が無い感じがなんとも言えないですね。

あと、安岡力也が靴を作ってる職人ってところも、不意を突かれた〜って感じでクスッと鼻で笑ってしまいました。

麻衣(荻野目慶子)が5万のハンカチーフを買ってきたところも良かったですね〜。微妙に(値段)高い！と心の中で突っ込みました(笑)。

そして、バンドメンバーにジュディマリの恩田快人がいるところも世代的にテンションが上がりました。やはり、ジュディマリは良く耳にしていた好きなアーティストだったので、深作映画と遠い存在な人がキャストに入っていて、すごく印象的でした。

それから、後半に進むにつれて、これぞ深作映画だ！っていう破茶滅茶なカーチェイスが始まりますが…真っ赤のポルシェがひっくり返ってボッコボコになってるの見た時は「ひゃ〜！もったいない…」って思っちゃいましたね。

さらに、神崎(荻原健一)が車で、パトカーの上をバッコンバッコン通過していく映像は、さすが深作欣二！！素晴らしい無茶苦茶を見せて頂いたと、神様へ拝むような気持ちになりました。

そして見た後も、くすすと笑えるオチが良かったです。