知らん仏より、知ってる鬼のほうがましじゃけんのう
広能昌三
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昔は、この類の映画を昼間に流していました。いまだと教育委員会とか市民団体の方々につるし上げられて、許しを請わなければいけないかもしれません。アメリカが一番に恐れて、今でもつぶそうとしている日本の家長制度の社会版がやくざでしょう。アダムスファミリィのようなもので、これを反転して見ると、親分に忠誠を近い、親分は子分たちの生活と秩序を作り、お互いのビジネス領域を荒らさないように、配慮し問題が起きた場合、決断を親分が取る。責任と他の分野に起き得る影響と被害を計算し、利益に在った行動と統一形態を維持している。やたらめったに指をちょん切るとか、闇の部分を強調してやくざは社会から排除される運命にありますが、世の中にゆとりと言うか、幅があるのも多種共存の方向ではないでしょうか。
でましたヤクザ者、真髄ストーリーです。この内容はヤクザが殺されます。夜間遅やれて死にゆくヤクザの復讐のストーリーです。組長は相変わらず穏やかな組長ですがやる時はやります。超怖いです。ヤクザの執念は恐ろしい感じがします。後何も考えないで感情で動くヤクザなどは直ぐな死んでしまいます。それなのでこのような感じのヤクザの映画は非常にその社会を知る上で勉強になります。結局は組長から独立したい連中が出てきてしまい、これがきっかけで内部で構想が起こり今までの組みではなく2つにして別々に組みがわかれますが、こうそうがおこりだれもてがつけられないじょうきょうになります。これだからヤクザの世界は信用出来ないというかこの血の気が多い連中が多くて困りますね。
広能昌三
村岡組長の跡目に山守が選ばれた事を教えられた際のセリフ