あんまり・・・
呪怨シリーズのファンだったので、正直この作品を見た時はショックでした。はっきり言って、全く怖くない。呪いが強くなり浸透していくと言うようなものではなかったと思います。呪われた家を訪れた女子高生たちの死に方も、今までのものより鮮明だったことが逆に怖さを減らしたのかなと思います。ジャパニーズホラー的なじわじわくる怖さがありませんでした。特に、呪われた家で女子高生が死ぬ場面は、ハリウッドのホラー映画のようで、残念でした。良かった場面があるとすれば、最後の場面でしょうか。結衣の周りの人が死んでいく中で、彼女だけが死ななかったのは何故なのか、そういうことか!とすっきりしました。としおくんが最後に結衣のお腹に手を当て、お母さんと言った瞬間は、ビクッとしました。リングの3Dもそうでしたが、この作品も、映像やカメラワークなどで怖さを作るというよりは、効果音やCGで怖さを作り上げようとしているんだなと感じました。呪怨はとしおくんが主役では無かったような気がするのですが、今作ではとしおくんを中心に話が描かれていて、こういう視点あるのかと思いましたが、かやこの存在がなんだかうやむやになっていたのが凄く気になりました。いままでの呪怨シリーズとは別物だと考えた方がいいと思います。
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