目をふさぎながらみたドラマ - 家族狩りの感想

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家族狩り

4.004.00
映像
4.00
脚本
4.25
キャスト
4.00
音楽
3.75
演出
3.50
感想数
2
観た人
4

目をふさぎながらみたドラマ

4.04.0
映像
4.0
脚本
4.0
キャスト
3.5
音楽
4.5
演出
4.0

最初はホラーかなって思いました。

ホラーじゃないけど、ちょっとグロテスクな感じがして、そういった部分では思わず目をふさぎ、嫌だなぁと思いながらもなんとなく見続けていたら、1話が終わるころには面白く感じていました。最初はひきつけられるというより、あまり見たくないなという感じでした。

私はドラマは録画して次の日の昼間に観るようにしているのですが、このドラマはさすがに子どもの起きている昼間に観て、子どもの目に留まることがあると良くないなと思い、できる限りリアルタイムや、夜に観るようにしました。

ミスリードというのか、犯人が松雪康子っぽく見せたのがあざといな~と感じつつ、でももしかしたら本当にそうなのかも。と思わせられました。

さらに、財前直見さんが出てきた瞬間に、この役で財前直見さんを使うってことはこの人が犯人だろうと推測できたので、その推測があったいるのかを確かめるため、続きが気になって原作をネタバレしているサイトを探し、さらに原作の小説を買い、ドラマと同時進行で原作と比べながら観ました。

原作とドラマは割と違っていたので、原作を読んでいるからドラマがつまらないといったことはなかったです。

主題歌が絶妙なタイミングで流されて、すごく印象深く耳に残り、今でも時々口ずさんでしまいます。主題歌が流れる瞬間軽く鳥肌が立ちます。とてもドラマの雰囲気に合っていたと思います。

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本当に家族を愛してる?都内で連続して起こっている一家惨殺事件、その犯行を起こしたのはいずれも子どもであり「家族を愛している」といった趣旨のメモを残し自殺をしているという奇怪な事件。事件を担当する警視庁捜査一課の刑事・馬見原光毅(遠藤憲一)は事件現場である匂いがすることに気づく。同じ頃児童心理司の氷崎游子(松雪泰子)は援助交際の疑いをかけられていた美術教師・巣藤俊介(伊藤淳史)を問い詰めていた。一家惨殺事件を巡り知っていく「家族」というシステムの残酷さ、愛おしさと無条理さを綺麗に飾らずリアルに描くサスペンス。原作は天童荒太氏の不朽の名作「家族狩り」で2014年の夏ドラマ、TBS系で制作。構想化までに7年もかかったというこのドラマは小説とは変えた脚本でしたが中々しっかりと筋はまとまっていたように見える。家庭崩壊やDV、介護の辛さや学校内のいじめ、引きこもりなどの目を背けられる社会的に影の部分である悲...この感想を読む

4.04.0
  • 雅
  • 214view
  • 2024文字
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