ぜひ見てください。 - 天使が消えた街の感想

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天使が消えた街

4.004.00
映像
5.00
脚本
5.00
キャスト
5.00
音楽
5.00
演出
5.00
感想数
1
観た人
4

ぜひ見てください。

4.04.0
映像
5.0
脚本
5.0
キャスト
5.0
音楽
5.0
演出
5.0

このドラマはほんとうにいろんな人間模様が見えます。

社会を敵対していて、友人の借金を肩代りし「殴られ屋」を営む青年達郎(堂本光一)が、突然腹違いの自閉症の兄・輝{藤井フミヤ)と出会い、2人でくらしていくところから話が始まります。

輝はベットの位置・歯磨き粉の味など生活面でさまざまなこだわりを見せ、達郎を振り回していきます。

藤井フミヤさんが演じる輝は本当に純粋無垢な人柄で、それをとても藤井フミヤは上手に演じてらっしゃいました。

輝は人を疑うことをけしてせず、人を幸せにする天才だと私は感じました。

達郎に「お前はいらない」と言われると輝は優しく、すこし寂しそうな目をしながら「いらない部品はありません。みんなみんな大事な部品です。」という台詞をいいます。

その言葉を聞く度に「いらない人はいらない、みんな大事な存在なんだ、欠けてもいい人なんて存在しないんだ」と改めて思いました。

人の死・出会い・別れ・家族愛・恋愛でさまざまな問題がおきてきますが、その問題が解決を見届けると毎回自然と「いらない部品はありません。みんなみんな大事な部品です」という言葉が心にしみわたります。

「生きていくこと」の意味を考えさせられる作品です。


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