軽～く見れる気楽なコメディ - 美女か野獣の感想

松嶋菜々子が演じるアメリカのニュース記者として活躍していたキャリアウーマンと、福山雅治が演じる、女、ギャンブル、酒をこよなく愛するチャラチャラ男のコメディです。まず、キャスティングが物凄くよかったです。この当時、最高の美男美女といえばこの二人でした。それに脇を固めるおもしろい俳優さんたちともあいまって、堅過ぎない、気楽に見れる恋愛ドラマに仕上がっています。

ただ、内容は、とにかく軽い。番組紹介が、「…おしゃれに、華麗に、おかしく描き出す大人のためのライトコメディー」ってなっていましたが、まさにそんな感じのドラマです。後半はシリアスな場面も少々ありますが、全編にわたって軽～い印象。とにかくストーリー展開が読めました。内容は、視聴率低迷に苦しむニュース番組が舞台で、そこへ立て直しにやってきた凄腕女性プロデューサーとの交流、衝突、奮闘を描いています。視聴率しか考えない、視聴率を上げるためには何でもやるってな感じの女性プロデューサーなんですが、どうせ最後には視聴率より大事な物が何かがあると気づく、というもの。予想通り、といった感じ。故に脚本は星３つにさせていただきました。音楽に関しては、東京スカパラの曲がドラマのサクサク軽快なイメージとぴったりで良かったです。オープニングの映像と曲がバッチリはまっていました。