感動の涙が溢れ出る作品。
海軍が海賊に!?
ONE PIECEではほとんど無い海軍武将が海賊になるケースを今回はほとんどメインで書かれた映画、「ONE PIECE film Z」。
この中で最初に出てくるゼファーことZ。
このZはこの物語の要になってくる最重要人物でもあり、過去に海賊に恨みを持ってしまった大将でもあります。
その、Zのことは私は嫌いではありません。
なぜなら、最後まで自分の信念と誇りを高く、そして貫いたからです。
この映画の最後には海軍と激突してZは死んでしまいますが、この時一緒にいた部下達はZが死んでしまったところに涙を流していました。
そんな、いい上司でもあったこの海軍大将から海賊になったZからは目が離せません!
また、その重要人物のZが海賊になる訳ですが、その時に一緒に海軍から連れてくるのがモサモサの実を食べたモサモサ人間のビンズ。
モドモドの実を食べたモドモド人間のアイン。
この2人を連れていくというか自ら付いてきます。
この2人のZへの忠誠心が生半可な物ではなく、周りからなんと言われようとブレないこの2人も見どころの一つです。
2人とZの付き合いも長いことからお互いのことが知りすぎているほどまでにもなっていますが、逆に二人からすると知っているからこそ誇り高いZのことが何よりも、誰よりも心配している2人。
でも、それに気づいているZからすると自分のこの計画に巻き込んでしまっている以上、これ以上には負担を掛けられない。そう思っているように見えるのです。
この、3人にも是非注目して見てください。
季節はずれの花見宴会!
この映画を放映されたのは覚えている限りで確か夏だったと思います。
そんな、夏に放映された季節とは逆に麦わらの一味のサウザントサニー号は桜散る春!
その頃ちょうど船の通る進路に桜前線があったらからですが、桜前線が通り越してしまうとルフィたちは進路を桜前線の方へと変えてしまうとか言い出すシーンもwww
そんな映像を見ていると私たちまで混ざりたい気分にさせられる和気藹々としたシーンです(*´v`)
まぁ、そんなシーンでもナミは水着を着てロビンは本を読んだりしていて普段の麦わらの一味って感じです!
でも、そんな和気藹々とした所から映画は始まるわけですが、そんな楽しいところへ不気味な火山灰が降り注いだ所からこの映画がはじまります。
そんな、不気味な火山灰。
当然ルフィは面白いがってその方角へと進もうとしている所に、体の大きな腕には何か厳ついものが付いている人が漂流して来るところから映画がスタートします。
このシーンは麦わらの一味の仲間の意思の尊重を第一位にするやさしさが改めて見れるところになっていると思います。
感動と悲しさ。
この映画は最初には和気藹々とした感じの麦わらの一味と過去のキズがあるZの一味の正反対のシーンから始まるわけですが、見出しの感動と悲しさというのはこの映画の一番最後に分かる部分かと思います。
元々海軍武将のZは海賊に右手を切られ、家族を殺され、それでも海軍を続けていましたが、海軍で七武海導入で海軍を去ってしまうんです。
この、上に書いたことと、Zという名前の由来が最後には出てきます。
その、回想シーンでも涙が止まらないくらいの勢いで私は泣いてしまったんですが、でも、最後に海軍にいた時に育てた部下と戦う事になってしまっても、それでも自分の信念を曲げずにそれと立ち向かう姿。
敵が強くて手も足も出なくても、男として、先生というみんなの憧れの存在でいるために背中だけは決して見せないんです。
そこが、真の男の姿何じゃないかなと思います。
そして、もう一つ思うのが最後、ルフィとZがやりあう時に、ルフィは能力は使わずに武装色だけを使い拳でやり合っていたシーンはすごく感動のシーンだと思います。
今までなら能力を存分に使っていたのにも関わらず、Zに能力を過信するなと怒られたのをきっかけに自分の能力以外の力でも勝てるという所を証明するためだけにお互いボロボロになりながらも戦う姿が相手に尊重して、やっていることなのかなと思いました。
この作品を見て思ったのが他の作品もそうですが、麦わら一味の別の角度から新しい視点で見られることと、相手に流される様なやわな信念じゃなくて、誰にも折られないようなそんな強い信念をもって頑張ろうと思わせてくれたり、
仲間を信じる大切さだったり、何事にも一生懸命に仲間と助け合って乗り越えて行くことだったり
仲間を信じることだったり、書くとキリがないぐらいに私は「ONE PIECE」という漫画、アニメに悟らされたと思います。
この映画を見て、皆さんにも分かっていただけたり、共感できるシーンが沢山この映画にはあります!
そして、改めて考える事もあると思います。
ただ、感動して涙して、「あー、良かったな。」と思うだけでなく、そのシーンの細部まで見ていただけたら嬉しいです。
今回紹介させていただいたシーンの他にも見所満載のシーンが沢山あります。
一味がふらっと情報収集に海列車で温泉島へ行ってお風呂に入ったり、モドモドの力で12年若返ったチョッパー、ナミ、ロビン、見た目では分からないブルック。
特に、温泉に入っている一味の男のコには女の子など、注目して見てもらったらいいかと思います!
小さくなったナミやチョッパーも可愛くて癒されます♡♡
その、小さくなったナミの成長を妄想するサンジとそれをツッコムゾロのやり取りも是非見てください(*´v`)
このように楽しいところ、感動するところがいっぱいあるこの映画、是非ご覧ください!
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