ワンピース フィルム ゼット(ONE PIECE FILM Z)の感想一覧
映画「ワンピース フィルム ゼット(ONE PIECE FILM Z)」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
感動の涙が溢れ出る作品。
海軍が海賊に!?ONE PIECEではほとんど無い海軍武将が海賊になるケースを今回はほとんどメインで書かれた映画、「ONE PIECE film Z」。この中で最初に出てくるゼファーことZ。このZはこの物語の要になってくる最重要人物でもあり、過去に海賊に恨みを持ってしまった大将でもあります。その、Zのことは私は嫌いではありません。なぜなら、最後まで自分の信念と誇りを高く、そして貫いたからです。この映画の最後には海軍と激突してZは死んでしまいますが、この時一緒にいた部下達はZが死んでしまったところに涙を流していました。そんな、いい上司でもあったこの海軍大将から海賊になったZからは目が離せません!また、その重要人物のZが海賊になる訳ですが、その時に一緒に海軍から連れてくるのがモサモサの実を食べたモサモサ人間のビンズ。モドモドの実を食べたモドモド人間のアイン。この2人を連れていくというか自ら付いてきます。この2人のZ...この感想を読む
ONE PIECEファン必見
『ONE PIECE FILM Z』は原作者の尾田先生が原作と総合プロデューサーを務める作品なので、『ONE PIECE』本編にも関わるストーリーとファン必見の映画です。物語は、世界を破滅させてでも海賊を全て根絶やしにしようとするネオ海軍とそれを食い止めようとする麦わら海賊団が戦う、というわかりやすいものです。しかし、海軍を辞めてなお危険な戦いをしようとするZの思想や、彼を師とした海兵たちの想いはとても複雑です。最後、Zとルフィの闘いは技も能力も使わないただの殴り合いになります。その主張が正しいかどうかも、人間性も関係無く、結局は力のぶつかり合いで勝った方が正義となる、そういうシビアな世界観が現れた結末だったと思います。
子供と三人がハマったアニメ映画
この作品は最近子供たちと一緒に観ました。最初海で死にかけていたゼットを助けて治療してその恩をアダで返す最悪な奴だと思ってました。しかも元海軍と知ったときメチャクチャ敵を治したんじゃんと思っていたら、海軍にも攻撃をするような人で、ちんぷんかんぷんでした。でも目的を知った瞬間とにかくゼロは路線を間違えたんだと思い見ていました。自分の目的を邪魔するものはすべて倒す。と思っていたから海軍も海賊も関係なくて全て的だったと築いたときもうすでに目が離せないほど子供よりはまってて、何どもゼロに負けていた最後のルフィーとゼロの戦いは、ホント感動しました。本当はゼロはいい人だったんだなって改めて最後で分かりました。やっぱりONEPIECE映画は最高です。
ルフィはどこまで強くなったのか?ロビン最高
新生麦わらの一味で初劇場版ですが、ルフィ―の現在の実力はどんなもんでしょう。Zはもと大将という設定ですが、戦闘力はガープの方が上なのでしょうか?それでも思うにいわゆる3大将には及ばないのではないかと・・・。ロンズ中将よりは強いでしょう。その点で考えると、現在ルフィ―は海軍中将クラスですかね。覇王色の分、ちょっと上でしょうか? 話は変わりますが、ロビン最高ですね。現在よりもバストとヒップは小ぶりだったようですが、同い年なら、ナミより色気ある分、良いんじゃないでしょうか?おそらく、その酒場に自分がいたら魂が抜かれていると思います。これも一種の覇王色ではないでしょうか?
最後は胸が熱くなった
ONE PIECEはテレビで観ることがほとんどで映画館で作品を観たのは初めてでした。この作品は脚本に鈴木おさむさんが入り、また違った作品になるのかと話題で映画館も常に満員状態でした。作品でやはり一番印象に残ったのは最後のシーン。ネオ海軍とルフィ一味の戦うシーンだが、ルフィたちとの戦いに決着がついた後、次にゼットが戦ったのは海軍。「オレは最後の最後に好きなようにやれた。落とし前はつけないとな、先に行ったヤツに顔向けできねぇ。麦わらのルフィ、お前の冒険があるんだろ、ここは任せろ」とルフィたちを逃がす形で海軍と戦い、最後にゼットは倒れてしまう。その潔いゼットの気持ちをスクリーンで見た瞬間、胸が熱くなりました。