犯罪にはタブーは無い
おかしな事だが、女の子を捕まえて監禁すると言うのはちょいちょい耳にする事がある。 モーガン・フリーマンが犯人を追う彼らしい頭脳の謎解きサイコ・サスペンス。 モーガンは優しくて強いそして賢い役が良く似合うが、彼は養女と出来てしまっているんだ。血は繋がってないからいいんだろうけど、流石だと感心してしまう。 この作品の中でつかまった女の人が、他にも誰か居ると、話しかけるところが、なんとも切ない、あなたは誰、名前は何と自分も拉致監禁されてても、他の女の子の情報を取ろうとしている。懸命に自分の情報を相手に伝えようとする。此処は誰か一人助かれば、何とかなると期待する健気さが大変好ましい。 これは他の刑事が犯人だったと言う最後だが、拉致して恐がらせて楽しむという情けない弱いもの苛めの典型だろう。最後には殺すんだから、どうにもこうにも意味が無いような気がする。 犯罪を犯すやつは、タブーが無いから、どんな手でも使えるが、警察はなかなか動けない処があると言うのが事実だろう。
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