紛争とその後の人々 - サラエボ,希望の街角の感想

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紛争とその後の人々

3.53.5
映像
4.0
脚本
3.5
キャスト
3.5
音楽
3.5
演出
3.5

「サラエボの花」の監督の作品ですが、前作に比べると、やや弱い印象。 ムスリム人の夫婦(事実婚)の女性ルナはフライトアテンダントで活躍中、 男性アマルは管制塔で働いていたけれど、アルコール依存で解雇。 そんなときにアマルはムスリムの友人に出会い、 湖のほとりのイスラム原理主義のキャンプに行って、 しっかり信仰に染まってしまいます。 二人には子供ができず、不妊治療もしていたけれど、 きちんと結婚していないから子供ができないのだとアマルが言うようになったり、 著しい変化をします。 ルナもムスリムのようですが、かなり緩いムスリムのようで、 そんな自分との生活よりもイスラムに傾倒していくことに耐えられなくなってしまうのです。 どこの宗教でも、共に信仰深いのはいいけど、 片方だけと言うのは関係を続けるのに難しいんだなと思います。 主役のズリンカ・ツヴィテシッチがちょっとウィノナ・ライダーっぽくてかわいかったです。

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