ファンタジーではなくリアル
ヴォルデモート卿が、もうそこまで迫っている。 彼の復活は近い。ということを突き付けられる章でした。 最少にでてくる「死喰い人」は、悪の塊みたいな魔法使いで、なんの躊躇もなく人を殺そうとするさまはすごく恐ろしかったです。 もはや、ハリーポッターの世界はファンタジーではなく、本気で戦わなければいけない責任がハリーの方にのしかかってきていて、リアルな人間対人間、悪と善との戦いになってきています。 悪役でも普通こういう物語だと、ちょっと憎めなかったり、面白かったりすると思うのですが、 ヴォルデモート卿とそれを崇拝する魔法使いは、本物の「悪」です。 躊躇のない「悪」と戦うのは、すごく難しいことだと思います。 セドリックの死も、とてもショックでした。 スポーツマンシップにのっとり、公平に全力でお互い戦ったのに・・・ なんて現実は残酷なんだろうと思い知らされます。 でも、ハリーは負けないでほしい。ハリーを想うたくさんの人たちと手を取り合い、真の勇者として、人々のために頑張ってほしいと思います。
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