青空のむこうの評価
青空のむこうについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
青空のむこうの感想
10代で読んでも、20代で読んでもないてしまった作品
死んでしまった主人公・ハリーの物語。死後の世界でアーサーという少年と出会い、やり残したことをなくす為に、死後の世界から現世へアーサーと共にハリーは向かいます。ハリーは自分が死んだあとは自分がいないなんてありえない、みんな悲しみにふけってるに違いない!なんて思いながら現世をさまようのですが、サッカーの自分のポジションに別の少年がいてムカムカしたり、でも自分をいじめていた少年が自分が死んで悲しんでいることを知ったり・・・。ハリーは死ぬ直前に姉と喧嘩したことが心残りだったんですが、想いを姉に伝えるシーンで私は初めて読んだ10代の頃も、読み返した20代でも泣いてしまいました。読みやすい作品で、もし自分が死んだら・・・なんて考えながら読みました。オススメの作品です。