バイオレンスジャックのあらすじ・作品解説
バイオレンスジャックは永井豪による日本の漫画作品である。 舞台は大地震が起き廃墟となった関東地方を舞台としている。ジャックナイフ一つで戦う大男、ジャックと壊滅した関東を支配するスラムキングとの戦いを描いている。暴力溢れる世界をさらなる暴力で統率しようとするスラムキングに立ち向かうジャック、彼は関東をさまよいながらそこでたくましく生きつつスラムキングに反抗しようとする人々に力を貸していく。 主役はジャックであるが、ストーリーの進行に伴い永井豪がそれまで連載してきたマジンガーZ、キューティーハニー、ハレンチ学園、ガクエン退屈男などの漫画のキャラクターも多く登場しそれぞれが主役の話も展開されている。さらに永井豪の代表作であるデビルマンとの関係も深く描かれており、ジャックの正体はデビルマン、スラムキングの正体はデビルマンの敵である大魔王ゼノンであることが示唆されている。そしてデビルマンの親友であり、最大の敵であるサタンこと飛鳥了も登場するなど、永井豪作品の集大成といえる内容となっている。
