だいじなのは臆さないこと 卑屈にならないこと きちんと気持ちを伝えること
万城目ふみ
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青い花は、原作・志村貴子のコミックで、2004年から2013年にかけてマンガ・エロティックス・エフの30号から82号にて連載され、単行本としては全8巻が刊行されている。J.C.STAFF制作のでアニメーション化がされ、2009年にフジテレビにて全11話が放映された。また、アニメーション部門で第13回文化庁メディア芸術祭審査員会推薦作品に選出された。 鎌倉の江ノ電沿線を舞台に、女子高生どうしの恋愛模様を描いた百合マンガであるが、男女の恋愛も取り上げられている。女性同士の体の関係を暗示する表現も一部見受けられるが、直接的な描写はなく、読者の想像に委ねられている。 万城目ふみと奥平あきらは幼なじみで別々の高校に通っているが、ある日の偶然の再開を機に登校を共にするようになる。ふみは従姉の千津と交際していたが、千津は結婚してしまい、恭己と交際し始める。しかし、あきらとの再開により、あきらへの恋が芽生え、付き合い始める。
レズビアンが見る青い花最初に言うと、私はレズビアンです!百合漫画をリアルな目線で見られる立ち位置にいる私が、人生の中で一番と思える漫画であるこの作品について語っていきたい。作品の世界観について私の知ってる百合漫画は登場人物のほとんどが女の子、むしろ男の存在などその世界に居ないかのように影がない、影が薄いということが多い。どうやって産まれているのか謎だ。だけどこの漫画は『百合のほうが少ない』という世界観!!!リ ア ル な 日常の中の百合! が描かれている。今でこそ百合漫画の流行は『社会人百合』という現実的な世界観の百合だが、青い花が連載されていた当時はまだ百合漫画自体があまり流行っていなかったと思う。(筆者の感覚なので確かな数字は出せないが)男女のカップルが多い中で主人公同士がハッピーエンドを迎える、それまでの話が『親友』であるがゆえに起こる切なさともどかしさを本当に上手に表現した作品...この感想を読む
恋愛漫画と言えば恋愛漫画なのですが、ぞくに言うレズ漫画ですね。同性愛ですが、いやらしくない。個人的に同性愛系は苦手な私ですが、これは変な描写がないし、キツイシーンとかは何にもないので、抵抗なく読めました。恭子先輩とふみちゃんが付き合いはじめました。恭子先輩が藤が谷での、演劇祭に出演することになります。そのちょっと前のふたりはすごくラブラブなんですよね。恭子先輩も男装とかするから、ふみちゃんも大興奮。そんな感じだったんだけど、各務先生を見つめて涙する先輩・・ここから波乱が起きます。結構1冊のあいだに色々おきるのが見ものです。次どうなる。
よみがな:おくだいら あきら ニックネーム:あーちゃん 生年月日:4月16日 血液型:O型 身長:154cm 星座:おひつじ座 性別:女 国籍:日本 所属:藤が谷高等部 演劇部 性格:抜けているところもあるがわりとしっかり者
よみがな:まんじょうめ ふみ ニックネーム:ふみちゃん 生年月日:11月21日生 血液型:A型 身長:171cm 星座:蠍座 性別:女 国籍:日本 所属:松岡女子高校 文芸部→演劇部 性格:おとなしく、泣き虫
よみがな:ほんあつぎ ようこ ニックネーム:ポンちゃん 年齢(作品時):高校1年生(初登場時) 身長:159cm 性別:女 国籍:日本 所属:松岡女子高等学校 演劇部 性格:明るく物怖じしない性格 特徴:肩で切りそろえたボブヘア 特技:足は速いほうで、体育祭のリレーの選手に選ばれたこともある
万城目ふみ
クリスマスに間違ってシャンパンを飲んで酔ってしまったふみのあきらに対する気持ちを吐露した後の場面
奥平あきら
ふみと付き合い始めたあきらが、自分が友人ではなく恋人として見られている事に対して芽生えた気持ちを語った場面