Jの総てのあらすじ/作品解説

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Jの総て

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Jの総ての評価

総合評価
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画力
5.005.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
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演出
5.005.00

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Jの総ての感想

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BL界の最高傑作【Jの総て】

切ないまでの一途さ私が始めて涙したBL漫画、それが『Jの総て』でした。主人公のJ(ジェイ)はマリリン・モンローに憧れる美少年。きらきらと輝く金髪、零れそうな色気ある大きな瞳、細やかなまつ毛が白黒の紙の上でも艶やかに輝きます。実際Jの見た目に魅了されていく登場人物たちが物語の中で沢山出てきます。しかし当のJはその煌びやかな見た目に反して、案外一途で世話焼きなんですね。クラブオーナーを(作中では商品と自分の事を言っていますが)助けたり、付き人のリタを路上で拾って住まわせたり。最後には母親に寄り添う姿も見られました。彼の人生は自分を襲った実の父親を母親が錯乱し撃ち殺すという不幸な出来事から始まりますが、それですら作中で自分がどうにかすれば母親も父親も幸せになったのではないかと考えています。最後は自殺未遂をするのですが、それですら「自分が苦しいから死ぬ」のではなく「自分が生きていると周りに迷惑がかか...この感想を読む

5.05.0
  • しーぽんしーぽん
  • 332view
  • 1300文字
PICKUP

Jの総ての登場キャラクター

J.M.オースチン

エドモンド・クレモンス

Jの総ての名言

あなたはああいうものから自分とJとを守っていかなければならないんです

エドモンド・クレモンス

ゲイである主人公を貶した主人公の叔父との対面シーンのあと、主人公の義兄弟と記者が話しているシーンで言ったセリフ。 ゲイであることは多くの人間が受け入れられるものではないが、それでも主人公と一緒に生きていく覚悟があるのかと記者が問いかけるセリフです。

あーあー そーやってみんな……オカマから去ってくわけね

J.M.オースチン

主人公Jが女装をしてクラブで歌い、マリリン・モンローのようだともてはやされる中、周りの人間が次々とJとは違う性別を歩んでいこうとするシーンでJが鏡に向かって呟くセリフ。 どんなに綺麗に着飾って女よりも美しく見えても所詮は本物の女には慣れない、敵わない悔しさや、やるせない気持ちを諦めと共に呟くセリフ。

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