男樹〜村田京一〈四代目〉〜のあらすじ・作品解説
男樹〜村田京一〈四代目〉〜は、本宮ひろ志の漫画作品で、ビッグコミック誌上にて2012年14号から2014年7号まで連載、単行本として全5巻を刊行している。 今作品は、ビッグコミックにて1979年から連載された「男樹」、その続編で1995年からMANGAオールマンで連載された「新・男樹」の続編にあたる。 伝説の男・村田京太郎の死から20年、祖母と母、京一の3人が父の墓参りに向かう。墓前で京太郎が写真でしか見たことのない父を想っていると、数台の車のブレーキの音が聞こえた。黒いスーツ姿の男達がぞろぞろと寺院内に入り、3人を見とめると祖母に挨拶をした。男たちは安西組の組長・若松と組員たち。若松が線香を上げ、祖母に深々と礼をし立ち去ろうとする背中に、京一が「仇」という言葉を投げつける。若松が振り返り、受けて立つと言うと、帰国子女で日本語の使い方がよくわからないと伝え、ヤクザは古く関心がないと応える京一。車に戻った若松は、京一が、父・京太郎、祖父・京介の血縁者であることを思い出し、監視しろと命令した。 墓参りからの帰途、母が父から預かっていたとあるものを京一に渡し、自由にしていいという。その中身は！？
