ハリー・ポッターとアズカバンの囚人の感想/考察/ネタバレ

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小説レビュー数 3,368件

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

4.834.83
文章力
4.88
ストーリー
4.81
キャラクター
4.94
設定
5.00
演出
4.81
感想数
9
読んだ人
62

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人の感想一覧

J.K.ローリングによる小説「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」についての感想が9件掲載中です。実際に小説を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。

勉強大好きなハーマイオニーとこの後重要となるキャラクター

ハーマイオニーの秘密ハーマイオニーは今学年たくさんの授業をとっています。実はマクゴナガル先生に「逆転時計」をかりて複数の授業に出ていました。ハリーやロンにはどうやって授業に出ているのかをおしえませんでしたが、1日に10科目もとっていて同時に複数の授業を出ているのはあきらかでした。「逆転時計」は普段魔法省で管理されているようです授業の履修以外には使用しないという約束と、いくつもの書類を書いてやっと貸してもらえたもののようです。ハーマイオニーはどうしても受けたい授業を絞ることができなかったのでしょう。「逆転時計」が役に立ったのはハーマイオニーの授業だけではありません。シリウスとヒッポグリフをたすけるために重要なアイテムとなりました。ダンブルドアの助言で、助けに向かったハーマイオニーとハリーですが、足を怪我していて動けないロンは置いてけぼりとなりました。ロンにはちゃんとあとから説明をしていました...この感想を読む

5.05.0
  • mika...mika...
  • 215view
  • 2013文字

人として大切なものを教えられる一冊

ハリー・ポッターシリーズの中でも、一番好きと言ってもいい一冊です。成長したハリー・ロン・ハーマイオニーは、考え方の違いから仲たがいをします。男女という性差、それぞれの個性が際立ち、まさしく少年から青年へ育っていく過程という感じで、自分の学生時代を思い出し、共感できます。喧嘩する彼らにハラハラし、仲直りすることでより絆が深まっていく瞬間に胸が熱くなり、改めて人と人の絆の大切さを実感しました。友達、家族、同僚・・・人とのつながりを大事にしたくなります。そして、ハリーの父親の友人であるルーピン先生とシリウス、ペティグリューの裏切りと信頼の物語には、生死に関わるような極限の環境に置かれたとき、何を大切にし、何をよりどころにして生きていくか、考えさせられます。不信感と恐怖が支配する世界で、友情や信念を貫き続けることは苦しくて、難しいはず。それでも、それを守り続けることが自分にはできるだろうか? ...この感想を読む

5.05.0
  • 月読三葉月読三葉
  • 128view
  • 485文字

驚きの真相

ハリー・ポッターシリーズの3作目ですね。今までの伏線回収がすごいと思いました。1巻で出てきたシリウス・ブラックという名前が、まさかこんな感じで出てくるなんて…!と驚かずにはいられません。私なんかは、1巻でシリウスの名前が出ているということに読み返すまで気が付きもしませんでした!しかもそれが囚人だなんて…。あと衝撃的だったのはなんといってもスキャバーズですね。ただのペットだと思っていたら大違いでした。今後もかなり重要となる人物なのではないでしょうか。ダンブルドアの言葉も意味深でしたしね(笑)スネイプ先生はなんだか不憫な役回りでしたね…。からまわってばかりといいますか。ハリーも、今回でいろいろと成長したのではないかと思います。それに、なんといっても名付け親が見つかったのはハリーにとって本当に幸運でしたね。いままで親という一番頼りにできる存在がいなかったので、ハリーにとって頼れるおじさんがで...この感想を読む

5.05.0
  • K10K10
  • 176view
  • 468文字

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