さいごの戦いの評価/評判

ナルニア最終章

ここまで続いたナルニア国物語も最終章です。　最後の戦いというタイトルの通り、この巻でナルニア自体も終わりを迎えることとなります。宗教色の濃いシリーズでありますが、ここでは特に中東的なものを排除するような描写が若干多いように思います。ただし、完全否定するということではなくて、「物の見方が違うだけで、本質は同じ。」ということも説いているといえると思います。個人的にはやはり第１作目の「ライオンと魔女」のほうが好きなのですが、ナルニアのすべてを知りたいと思う人にははずせないと思います。結末には賛否いろいろとあるようですが、ちゃんと理解するにはやっぱり聖書の勉強が必要になるかもしれないと思います。　物語として楽しむ分には問題はないと思います。