脳カレのあらすじ・作品解説
脳カレは、ジャンプ改にて2011年から2013年まで連載された陽気婢原作の日本の少年漫画。コミックスは、全3巻。 主人公のサチが趣味のハイキングを楽しんでいる最中に、謎の機体の目撃をきっかけに始まる奇想天外な摩訶不思議SFラブストーリー。脳の中に寄生する宇宙人と遭遇したサチは、恋人関係のような奇妙な生活をスタートさせ、今まで平凡かつ地味なOLであった生活が一変する。他者からは決して見える事のない脳内に住む彼氏の恋というエキセントリックな設定ではあるものの、近年、妄想を趣味とする妄想族や二次元を愛する人々にとっては存在が不思議でないサチと宇宙人の恋の行方に多くの関心が集まっている。原作者の陽気婢は、様々なジャンルの雑誌に作品を掲載し、文学的作品性が高く評価されており、本作も醍醐味のある漫画として親しまれている。数多くの代表作をもち、妖艶な美少女漫画の名手が描くパラレルワールドは、性別を問わず愛読されている。